【ウモ星人からの書簡】 NR-13 TP-89/91 銀河系コミュニティ／不干渉／コンタクト
NR-13
TP-89/91
手紙のタイトル：銀河系コミュニティ／不干渉／コンタクト
日付：2003年04月14日送付、2003年04月16日受信
受信者：ピエール・マルタン氏（仮名）
原語：フランス語
備考：三枚の手紙。
E IXOO 7からの三通の手紙のうちの一通で、匿名を希望する人物がフランスで受け取ったものです。彼の匿名性を尊重するため、この文書の情報に影響のない、最初の段落を含む、計十行ほどの単語や語句を削除する必要がありました。
表意文字、手書きの署名はありません。頭字語ummoは三つのコンピュータ文字で構成されています。
AJHだけが彼の身元を知っており、彼が道徳的な人物であることを保証しています（「ピエール・マルタン」がこの手紙を自分で書いたということはありえません）。
ジャン・ポリオンによるこの手紙のUMMO用語の翻訳については、記事31を参照。
私はOURIEE29の息子E IXOO7です。イギリス、アイルランド、ポルトガル、スペインを除く西ヨーロッパの遠征隊のリーダー、ADAA 67の息子AYIOA1の部下です。
私たちは、地球のOEMMIIである皆さんとオープンにコミュニケーションをとりたいと強く願っております。しかし、公式なコンタクトを確立することは、皆さまの惑星の脆弱な社会ネットワークに悪影響を及ぼすという確信が、私たちを押しとどめているのです。 同じ理由で、あなたが考えているように、私たちは直接、公的に介入することができないのです。
この手紙は、あなただけに託します。公開するかどうかは、あなたの裁量にお任せします。ただ、あなたが自分で書いて家の近くで投函することは簡単にできると言われてしまうかもしれません。せいぜい、怪文書や仮言として受け取られることでしょう。あなたの兄弟に内緒で読んで、独り占めにするのもよろしいかもしれませんね。
私たちは五十三年間、地球を訪れていますが、その間に一時的に滞在を中断したことがあります。近年は遠征隊が六人に縮小されることが多く、完全な不在は短期間でした。私たちがこの星に滞在する期間は、四十九年になろうとしております。1993年5月15日から10月6日までと、1998年2月19日から1999年8月4日までが最近の完全な中断の期間です。この時の遠征隊の入れ替えでは、許容範囲の旅程時間で航行を可能にする折り目を作る、OUWAAMの生成した空間の等力学条件が悪かったことが問題となったのです。
私たちの惑星にも、太古の昔に異星人が訪れたことがあります。
他の惑星から来たOEMMIIとの最初の公式な接触は、私たちの時代の75年（地球とOUMMOのファンタジックな同期を試みるなら、現在の地球の日付よりおよそ1255年前）に、OUMMOの送信した信号に反応し、DOOKAAIA星から平和な兄弟が来訪したことです。これより11XEE前に、彼らは偵察のために二機の自動船を送って領空に侵入し、私たちの反応を確認しました。以前、私たちの惑星では、銀河の別の惑星から来るOEMMIlたちが偵察のためにOUEWAを送る、あなたがUFOウェーブと呼んでいる事件がありました。
DOOKAAIA星の兄弟との接触は公的なもので、私たちの知る限り、他のOEMMllが私たちの社会ネットワークに密かに入り込んだことはありません。また、この社会ネットワークの各ユーザーは、私たちの惑星全体を監視しているSANMOO AAYOUBAコンピューターネットワークと必然的に相互作用しているため、そのようなことはできないでしょう。私たちの社会ネットワークへの侵入は不可能なのです。
当時はまだ未熟だった私たちの宇宙論モデル（IBOSZOO OUの理論とWAAM-WAAMの十次元構造）は、彼らの進んだ理論のおかげで、技術を加速的に発展させることができたと感謝しております。彼らのおかげで、私たちはIBOSZOO OUの軸の向きを反転させるプロセス（OAWOLEIIDAA）をマスターし、私たちのいる銀河系と他のWAAMを探査するための独自のOAWOLEA OUEWAを構築することができたのです。私たちの進化への彼らの干渉は最小限にとどめられ、すでに進行している理論的な研究を刺激する程度でした。DOOKAAIAの兄弟たちは、私たちが彼らの技術よりはるかに劣ってはいるものの、より優れた技術レベルに到達するのに充分な社会の安定性があると判断したのです。
また、DOOKAAIAの兄弟には、心理・感情の分野でも私たちを後押ししていただきました。当時、私たちは極めて現実的で、WAAM-WAAMについては、私たちの宇宙論モデルにWOAとBOUAWAという超自然的な構成要素を統合していなかったのです。WAAM-WAAMを理解するためには、OEMII（物質面・精神面を兼ね備えた人体）の生物心理学的機能を完全に理解する必要があるのです。
私たち自身、比較的最近になって銀河系内の移動が可能になり、この銀河系の兄弟の共同体に溶け込むことは、心理・感情的に成長するための、想像を超えた経験となっております。
私たちは、探検の旅をするときに、連絡を取り合っている進化したOEMMIIの兄弟に伝えることを暗黙のルールとしています。このルールは、まだ星間旅行をしていないOEMMIIの惑星の社会ネットワークに侵入する場合には、さらに強くなります。銀河系の兄弟に正当な理由を公式に説明する道徳的義務があるのです。私たちの相対的な経験不足を考えると、旅行を推奨していただけないことが頻繁にあります。その理由はほとんど明らかにはされませんが、私たちはそれを厳守しています。この場合、私たちは後の合意が得られるまでミッションを延期します。私たちは、二回目の旅で起きた不幸な事故以来、常にこの原則を適用してきました。この事故は、その星の先住民に殺害された私たちの兄弟の非業の死で幕を閉じました。
私たちは、1948年以来、あなたの社会ネットワークへの干渉に合意しています。以前は、あなたの星系への訪問は認められていませんでした。私たちはあなたの存在すら知りませんでした。それは、あなたの星が歴史の中の重要な局面にあり、一人で乗り越えなければならなかったからだと、今では理解しています。
しかし、最近、未知の星系からの訪問者によって、この禁止令が破られることがありました。この小さなOEMMIIは、初歩的ながらも型破りな技術を持っており、普段この星を監視している兄弟たちを驚かせました。 兄弟たちは、交流を思いとどまらせるために接触する暇もありませんでした。そして、あなたの政府は、偶然にもこの訪問者の存在と、あなた方から見て先進的な彼らの技術に気づきました。私たちは、あなた方の惑星に対する厳格な不干渉政策を破らねばなりませんでしたが、それは決して私たちの望んだことではありませんでした。
そのため、小規模な干渉の段階が設けられ、私たちも参加することになったのです。私たちは、あなたの惑星とそこに住む人間について、科学的、生物学的、社会学的な先行調査を開始しました。私たちの歴史の中で接触した他の兄弟たちと同じように、あなた方と私たち、二種類の人種の間には生理学的に驚くべき類似性があることが分かり、あなた方が兄弟だと確認したことは、とても感慨深く受け止められました。
ご想像の通り、単純な多細胞生物よりも高度な生命体が住む他の星を訪れたOEMMII旅行者には、不干渉という暗黙の了解があります。 その惑星に住むOEMMIIの種族が必要としない、あるいは明確に望んでいない場合は、その惑星の発展に影響を与えないという単純で常識的なルールです。この暗黙の了解に反するOEMMIIに対して、私たちが適用する唯一の常識的な制裁は、彼らとの協力の全面拒否と、彼らの行動を阻止するための具体的な、おそらく強制的な手段の実行でしょう。このようなOEMMIIの来訪に対して、明確な害意がある場合を除き、破壊的な懲罰的制裁を行うことはできません。この場合、銀河系の他のOEMMIIの兄弟に対して、この援助行為を正当化できるのであれば、最も介入しやすいOEMIIのグループが自由に介入することができるのです。
私たちの銀河系を訪れる様々なOUEWAは、同じ機種と事前に接触していれば、そのサインを認識することができます。驚かれるかもしれませんが、私たちがこの星に到着して以来、この星を訪れたOEMMIIはほんの数種類だけです。これらのOEMMIIの約10％は、私たちの技術とは全く異質です。彼らの開発した技術は、私たちとは異なる方法で銀河系を旅行し、私たちの理解を超えた進化を遂げていたりするのです。私たちの理解を超える技術を持つOEMMII種族がおり、彼らは様々な惑星に侵入するOUEWAを探りながら監視しているようなのです。この高度な技術を持つOEMMIIが、船を外因的に引き起こされたOAWOLEIIDAAによって、大気圏内で意図的に非物質化したのだと解釈しています。
もし、この手紙が地球外から来たものであるということに少しでも疑問がおありでしたら、そして論理的にそうであるべきなら、私はこの手紙を公開しないよう強くお勧めいたします。ただし、批判的かつ冷静に分析できる、信頼できる特定の人物は除きます。これはあくまでアドバイスにすぎません。あなたはそれを無視することも、従うこともお出来になります…。
あなたへの尊敬と友情の証として、あなたの胸に私の手を置き、私が誠実であることをお約束いたします。
OUMMOAELEWE
OURIEE 29の息子E IXOO 7 、 ADAA 67の息子AYIOA 1により承認。
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