ひとつのことを極め抜け(相槌について)
物心ついた時から胸に痣があるので、生まれつきの痣者だと思ってます。
どうも、Kazumiです。
本名に「水」という漢字が入っているため、きっと日輪刀は青いでしょう。
よろしくお願いします。
茶番は置いておいて、結論から先に言いますね。
お客様への相槌は「はい」しか使わなくていいです。
「おっしゃる通りです」「さようでございますか」が自分の言葉っぽくなくて使いづらい。
「うん」や「ええ」は話し言葉っぽいから相手に失礼。
そうですか、じゃあ「はい」だけ使いましょう。
インターネット上の電話対応のコラムには、相槌はバリエーションが大事とか、相槌が一辺倒にならないようにしましょうとか謳ってますが...。
形ばかりで本質が伝わりません。
一番大事なのは、『お客様が話しやすい環境が構築できているか』です。
お客様に「ちゃんと聞いてるよ!」「どうぞ!今はお客様がお話しされるターンだよ!」と意思表示してあげるのが相槌の役割です。
その意思表示が明確に伝わる「はい」であれば問題ないんですね。
ただし、今まで通りの「はい」だときっとうまくいかないでしょう。
相槌に意識を回していない「はい」は、お客様を怒らせます。
「あなた、本当に聞いてるの?」「声で分かるのよ、面倒くさそうにしてるの」「対応が悪いわね、上司出してちょうだい」
気持ちの込もってない「はい」をお客様に使うのは、素手で鬼に向かっていくのと一緒です。
その場その場の適切な感情が入った「はい」を使うことで、お客様が話しやすい環境を構築することができるんですね。
では、練習のため以下の「はい」を実践しましょう。
①お客様からの苦言を聞いている間、申し訳なさそうに言う「はい」
②お客様からお褒めの言葉を聞いている間に使う、明るい声の表情の「はい」
③早口なお客様の話に合わせるため、スピーディーに相槌する「はい」
④お客様のトラブルをしっかり傾聴するため、驚きを隠せず、前のめりに話を聞こうとする「はい」
⑤お話をテンポ良く聞くための軽快な「はい」
①は、「はい⤵︎」と語尾が下がります。
②は、「はい⤴︎」と語尾が上がります。
③は、通常の「はい」の半分の時間で言い切ります。口がほぼ動きません。
④は、眉間にシワが寄ってればOKです。自然と声も低くなります。
⑤は、「はいっ!」と感嘆符がつけばOKです。
なんとなくイメージが掴めてきたら、ボイスメモのアプリとかで録音し、聞いてみてください。
客観的に聞いて違いがわかるようなら、あなたも
『相槌の呼吸 壱の型 辟易せん「はい」』
習得です。
とりあえずで5つ例を出してみましたが、世の中にはもっともっとたくさんの「はい」があります。
人の感情の数だけ「はい」があるはずなので、あなたもその道を極めればきっと
『漆の型 火雷神(「はい」のあいづちのかみ)』
も繰り出せられるはずです。
と、いうわけで本日のお話をまとめると、
・相槌は「はい」だけで十分通じる
・話を聞くときは、相槌に気持ちが込もっていればいい
・鬼滅劇場版10/16楽しみだね!
でした。
あなたの電話対応が少しでも楽になりますように。
では、よい1日を。