森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』感想
前作「四畳半神話大系」の続編
まあ続編と言っても前作が、パラレルワールドというかありとあらゆる主人公「私」の可能性をテーマにした作品で、
大学に入学する際にどのサークルを選ぶかを切り口に自分の理想の薔薇色の学園生活を目指すというもので一つ一つの世界の「私」は別々の存在なので今回の作品も一つの世界線、「私」が妄想鉄道サークル「京福電鉄研究会」というを選択した世界線で巻き起こった物語。
事前に断っておくと私は前作の「四畳半神話大系」の大ファンなのでこちらの作品の評価にも多分