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文型:いきなり全体像をつかむ学ぶ手順

今回は、英文法を学ぶ際に、文型をいきなり全体像の把握から学ぶ手順をご紹介します。まず、英語の文は「主語(S)+述語動詞(V)」で始まるのが基本です。主語には名詞、述語動詞にはもちろん動詞が用いられます。

S+V(+…)

上に示したパターンの(+…)の部分には、動詞の意味によってさまざまな語句が続きます。語句の数は0~2個です。

① S+V
② S+V+X
③ S+V+X+X

②のXには名詞、形容詞、副詞のいずれかが用いられます。名詞の場合は主に目的語(O)、形容詞の場合は補語(C)、副詞の場合は付加語(A)となります。③の場合、1つめのXは名詞が用いられ、目的語となります。2つめのXには名詞、形容詞、副詞のいずれかが用いられます。名詞の場合は主に目的語(O)、形容詞の場合は補語(C)、副詞の場合は付加語(A)となります。

① S+V
② S+V+X
 S+V+O
 S+V+C
 S+V+A
③ S+V+X+X
 S+V+O+O
 S+V+O+C
 S+V+O+A

この他に準動詞や従属節が入り込むパターンがあったり、②でXが名詞の場合でも補語になる動詞があったりしますし、S+V+Cが形容詞の意味によって派生するパターンもありますが、おおむねこれが全体像と考えてよいでしょう。このパターン一覧を把握したら、あとは個々の動詞の語法をパターンで整理しながらガンガン覚えていけばよいのです。これも一つのやり方です。

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