暗記を支援する日々
このところ、小テストなどの暗記を支援する教材を制作する日々が続いております。任意の単語リストを示して一問一答による小テストでは、赤くて大きな文字をシートで覚えさせることしか促せません。入試での読み書きや短文知識問題で使える知識となるような学習を促すには、文で出題しなければなりません。これを受講生がそれぞれ取り組んでいる単語集に準拠して制作しています。
自力ではサボりがち、あるいはサボらずに取り組めても表面的な暗記しかできない、という状況にある大学受験生は少なくありません。そして、塾や予備校に通うとなると、授業では入試レベルの問題を扱い、予習や授業内演習で解答し、その解説を聞くという形で授業が展開していくのが一般的です。知識の補強は各自の取り組みに委ねられています。
そうした状況の中で、指導者の支援のもとで語彙や文法を学び、運用レベルにまで持って行くということを、個別指導でやってほしいという要望が出てきております。この要望に応えていくのも、大切なことだと考えております。