文法問題集を丸投げされる夏
なにやら、夏休みの課題として指定された文法問題集を1冊やってこいとする高校もあるようです。この現状に対して言いたいことはありますが、現実に学校から丸投げされた高校生は、この状況をむしろ活用(逆用?)すべきです。
「文法問題集」といっても、英文法に限らず語法やイディオムまで幅広く扱っているものもあれば、英文法と一部の語法までに絞ったものがあります。前者の場合は、まずは最初に設けられている文法パートの攻略が重要です。
文法パートはおおむね、500題から600題くらいの問題数があります。これにとにかく積極的に取り組みます。
この数百題については、ノートに全文を書き出しながら解いてみることをお勧めします。各文の構造を確認しながら、必要に応じて辞書や文法参考書を読み込みながら解いていきます。辞書や文法参考書を読んで特に重要だと思ったことはノートに書き込んでいきます。問題集の解説は多くの場合非常に少なく、多くの人にとっては不十分です。このため、必要な知識は辞書や問題集で確認することが必要となります。
文法能力開発のオンライン個別指導では、こうした学習も支援しています。夏休みだけの数回の指導にて、各章を丁寧にとまではいきませんが、この記事で提案した方法を実践してもらい、質問に答えていくことで、この取り組みを完遂することができます。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。