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大学受験の英文法について改めて

ここで大学受験英語における英文法について改めてお話しします。まず学習の目標は、英語の文が読み書きできる知識を身につけ、使えるようになることです。この目標が達成できるなら、どのように学ぶのかは自由です。極論を言えば、この目標が達成できる見込みがあるのであれば、英文法の学習自体がなくてもよいということもありえます。

目標達成が可能であれば方法は自由といいましたが、文法知識だけでなく語彙知識も必要で、語彙学習には辞書の活用が不可欠であることを考慮すると、辞書、とりわけ学習英和辞典で用いている文法の枠組みは踏まえておく必要があります。たとえば、品詞の知識や、実質7文型相当の「拡張5文型」などは押さえておく必要があります。

このほかに、市販の文法参考書との互換性を意識する必要がありますが、このあたりは誰か信頼できる先生に質問すればよいでしょう。そもそも大学受験生が英文法を独習で学ぶこと自体が容易なことではないので、学校や塾・予備校の先生を頼ってしまえばよいのです。ただし、塾や予備校で英文法を扱う講座を受講していない場合は、こうした質問を受けつけてもらえない場合があるので注意しましょう。

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