![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111384652/rectangle_large_type_2_2807eac39af114dc2f263a81a71451dc.jpeg?width=1200)
読解だけではない「英文理解」
今回は、『英文理解の基礎知識』の有用性を、より大学受験に寄せてお話しします。大学入試の「長文問題」は、文章理解に関わる設問ばかりではありません。1文の理解を問う設問もあれば、短文問題と同様の文法知識を問う問題もあります。こうした設問を解答する精度を高めていくことが、とりわけ私大個別試験においては重要です。
多肢選択式の設問において解答の精度を上げていく学習の起点となるもの、という意識も、『英文理解のための基礎知識』の単純な改訂ではない方向に舵を切る原動力になっていたと思う。 pic.twitter.com/lXtL6uMttV
— 持田哲郎(言語教師@文法能力開発)a.k.a. もっち先生🐷 (@ownricefield) July 21, 2023
逆に、文章理解に関わる設問が解けるようになることを目標にしながら、当面の学習として英単語集や文法問題集に取り組んでいる受験生もいます。このタイプの受験生の場合は、文法問題を解くことから英文が読むことにつなげていく学習の道筋を踏まえておかなければなりません。この2つのタスクをつなぐのが文理解です。
理想的なカリキュラムで学ぶことを提案するのはいいこと。でも非効率かもしれないけどさまざまな事情で今やっている学習から逃れられない人もいる。そういう人の学習も支援していきたい。では何が必要か?となったときに「味変」をもたらす効果を持つのが『英文理解の基礎知識』だとも思っている。 pic.twitter.com/rDbWdYRxlM
— 持田哲郎(言語教師@文法能力開発)a.k.a. もっち先生🐷 (@ownricefield) July 21, 2023
noteでも過去にこの辺りに関連した記事を書いています。
これらの記事で取り上げた学習に必要なのが、例文や問題文のしくみを理解することです。そして文のしくみの理解の手引きとして活用していただきたいのが、『英文理解の基礎知識』なのです。
お役に立てれば幸いです。