「解けない」の先へ
2024年入試を目標とする大学受験生は直前期を迎えていて、過去問演習に時間を割いている人も多いと思います。設問を解くと、当然ですが、解ける場合と解けない場合があります。解けない場合、すなわち正解できない場合、その原因を突き止める必要があります。
この原因究明が適切にできないと、その後の演習が空回りしてしまいます。何ができないから解けないのか、何を知らないから解けないのか。そうした技能・技術や知識を身につけるには何をすればよいのか。これを明確にして適切な学習を実践していくことが必要です。
実際には、この手順が難しいことが多く、受験生が自分で対応することができないこともよくあります。
思い込みが気づきを妨げていることもあります。
いずれにせよ、正解率が低い場合は放置しないほうがよいでしょう。