ぎゃんぎゃん、きゃんきゃん
X(as Twitter seems to be called)で昨日あたりざわついていた語法のお話。持田も動画を上げています。
教育文法(pedagogical grammar)というのは、言語研究の成果を参照しつつ、最大限の学習効果を上げるために(必要に応じて)体系化したものです。それぞれの先生が他の先生方や文法書との互換性を保ちつつ、それぞれの授業や教材で最適化した教育文法を用いています。それぞれの先生がそれぞれの考えに基づいた文法を教えているわけで、自分と違う考えを一概に「間違っている」と断定することはできません。
言語の真理を探究するための理論文法と、学習のための教育文法。後者は前者を参照すべきですが、前者と同一ではありません。このあたりは持田も『駿台教育フォーラム』に書いているので、ご参照いただければと思います。
それで実際に持田が体系化を試みたのが『ゆっくりとしっかり学ぶ英文法』や『英文理解の基礎知識』です。
日々実践、実作です。
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