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単語集を単語帳で学ぶ
大学受験英語を「とりあえず英単語」という感じで取り掛かる受験生は、単語集を単語帳で学ぶやり方も学習法の選択肢の一つとして提案します。
昭和から平成初期くらいまでに外国語学習を経験した人にはお馴染みの単語帳ですが、現在では通常のノートの判型の単語帳はほぼ売られていません。そして、辞書の意味調べに留まらずに深く学ぶには従来の単語帳のフォーマットが却って足かせになります。このため、今回は普通のノートを使って学ぶことを提案したいと思います。ノートは机上専用であればA4をお薦めしますが、電車などで移動中に読み返すのであれば、A5やB6のノートもよいかもしれません。もっとも、電車で読み返すほどの人は比較的長い時間座って移動することも多いでしょうから、机上用のA4でも問題ないかもしれません。
ノートでやるべきことは、次の通りです。
単語集に載っている単語の見出し語、発音記号、品詞、語義を転記
収録されている例文の分析
用法は示されていても例文がない場合の例文の書き出し
その他、単語集には載っていない語法上の注意点の書き込み
『システム英単語』の場合は、電子辞書で用例検索をかけて、MINIMAL PHRASESのコロケーションを含んでいる例文を見つけて、ノートに書き出すようにします。
以前の記事で紹介したこちらをノートでやっていくわけです。
この学習を支援し、定着を促進する指導も、文法能力開発のオンライン個別指導で可能です。単語集には文法解説がほぼありませんが、指導者の支援があれば、解説を受けることも可能です。個別指導を受講するほどではないという人も、たとえば学校の小テストの指定教材となっている単語集を使って取り組む場合であれば、ご担当の英語の先生を巻き込んでいくとよいでしょう。