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不登校を経験した人の学校卒業後の進路3選

こんにちは、MASAYAです!

『学校に行けていなくて将来が心配…』『不登校だった人はどんな道を歩んでいるの?』

そう考えたことはありませんか?

今回は、これまでの不登校体験の記事や小〜中学校にかけて不登校だった私の経験をもとに、不登校を経験した方の学校卒業後の進路を「①通信制高校」、「②大学」、「③就職」の3つに分けてご紹介させていただきます。

この記事を読んで、現在将来などに不安を抱えた方が色々な選択肢を知り、未来に対して明るい気持ちを持っていただけたら幸いです。

それでは、ぜひ最後までお読みください!

①通信制高校

不登校の方の進路の1つ目は「通信制高校」です。

私が今まで不登校体験記でインタビューさせていただいた方の多くが通信制高校に通っていました。

『周りに合わせないといけない』と学校に行けなくなってしまった人にとって、自分のペースで過ごせて時間的な制約が少ない通信制高校は合っているのかもしれません。

通信制高校では友達をつくったり、自分のやってみたいことを探してみたりと自分のペースでのびのび過ごせる雰囲気があります。

私も通信制高校に通っていましたが、中学生の時に不登校だった私にとって、高校でいきなり沢山宿題をこなしたり、毎日学校に通うことは難しかったです。

しかし、何かを強制されることの少ない通信制高校は通いやすくて、進路の相談をすることもできました。

学校が怖かった自分と少しづつ向き合うこともできましたし、何より楽しく過ごすことができました。

不登校だった私が大学受験に挑戦できたのも、通信制高校で自分のペースで学べたからだと考えています。

通信制高校は、自由なスタイルがあり不登校の子にとって通いやすい環境で、人と関わったり、自分の課題と向き合う時間をもてる場所だと思います。

②大学

不登校の方の進路の2つ目は「大学」です。

不登校だった方の中には、大学に進学されている方もいます。

不登校体験記(1)にてお話を伺ったYさんは、中学生で不登校になり、通信制高校を経て現在大学に通われています。

Yさんは、高校を卒業した後に就職をするイメージがわかなかったことから、大学に進学して自分の興味のあることを探して働くための準備期間にしたいという思いを持ったそうです。

そして、理系科目が得意だったこともあり工業系の学部を選び大学に進学しました。

大学に通えば、色々なことに挑戦することで自分のキャパシティを知ったり、自分がやりたいことを考える時間がもてるでしょう。

私も現在大学に通っており、フリースクールBASEのスタッフとしての活動も含め、自分の『やってみたい』から色々なことを経験して知見を広めたいと思っています。

不登校の経験をもつ私は、その経験を生かして教育に関わりたいと考えました。

そして学校の先生ではなく、それ以外の方法でこどもたちの教育にアプローチしたいと思い心理学部に進学することに決めました。

そうしてどの大学、学部を志望するか考えること自体も、自分にとっては大きな意味があることでした。

大学にはたくさんの人が集まっていて、高校に比べると多くの出会いがあります。

そのなかで挑戦をして自分を知っていくことも、この先の人生で大きな財産になると思っています。

不登校の子にとって受験や、大学に通うことにハードルの高さを感じることがあると思いますが、自分なりの目標に向けて挑戦をすることは、誰にとってもきっと良い経験になるはずだと私は思います。

③就職

不登校の方の進路の3つ目は「就職」です。

これまでの不登校体験記では、不登校を経て就職されている方にもお話を伺いました。

私もそうですが、学校に行けなくなった子には働くということに恐怖があるという子もいると思います。

そして働くことが怖いと感じる理由の1つに、職業や働き方への知識が少ないことがあげられると思います。

例えば不登校体験記(7)のNさんは就労支援施設に2年ほど通い、運送関係の企業に就職をしました。

人間関係が理由で学校に行けなくなったNさんは、積極的に人と関わることが苦手だったそうです。

Nさんは、職業といえば接客業などが多いと考えており、そんな中で自分が働くイメージが持てませんでした。

しかし、企業説明会などに参加したことで沢山の職業を知り、その中には、周りの人と話すことの少ない仕事もありました。

そして話すのが苦手な自分でも働くイメージができた運送関係の企業を選んだそうです。

「就職をする」という言葉だけではふわふわしていて怖さがありますが、色々な職業を知ったり、実際に身の回りで働いている大人を見たりすることで、具体的なイメージをつかむヒントになるのではないでしょうか。

自分に合った働き方のイメージを持つことで、働くことへの恐怖も薄れていくかもしれません。

私自身も自分にどんな仕事が合っているのか具体的なイメージはまだ持てていないので、これからもたくさんの方に話を聞き、色々なことを調べていく中で、自分なりの働き方を見つけていければと思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は不登校を経験した方の進路についてお話しさせていただきました。

この記事を読んでくださる方の中には、進学や就職先で人間関係や環境の変化に適応できるか不安な方もいらっしゃると思います。

特に学校に行けなくなった子の中には、人間関係や環境の変化といった問題で辛い思いをした人もいるかもしれません。

私もつい数か月前まで大学に入って友達ができるか不安でしたし、不登校経験のある自分が周りに馴染めるか怖かったです。

ですがそれも自分の課題だと思って挑戦を続けています。

大学に通っている今も人間関係の悩みもありますし、毎日大変だと思うこともありますが、自分なりに折り合いをつけて頑張っています。

他の人と比較せず、自分は自分だと思えるようになったことが今の幸せにつながっているのかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました!

また不登校、フリースクールについてのご質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

記事についてのご意見、ご感想などもお待ちしております。

これからもよろしくお願いします!

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