フリースクールに通って気づいた不登校への思い
こんにちは!MASAYAです。
私は小学5年生のときに不登校になり、その後フリースクールに通い不登校に対して明るい気持ちをもつようになりました。
この記事では、フリースクールに通う前と後の不登校に対する思いの変化、そして現在の不登校へのとらえ方についてお話しします。
この記事が不登校で悩んでいる方や、そのご家族、友人の皆さんにとって少しでも参考になれば嬉しいです。
フリースクールに通う前
私は学校に行けなくなるまで、不登校は学校になじめなくて普通ではない子がなるものという考えでした。
当時の私はいじめや先生と合わないといった直接的な問題を抱えていなかったので、自分は学校に行くのが当たり前だと思っていました。
なので、自分は「学校に行かないとダメな人間なのに、行けない」という矛盾によって苦しかったです。
その矛盾によって不登校になって家にいるときは、自分を認められなくてどんどんつらくなっていきました。
通い始めてからの変化
フリースクールに通い、学校以外の道があると知ったことで、「学校に行かなければいけない 」という私を苦しめていた考えが薄まって、自分を認められたと感じています。
フリースクールで出会った私の友だちに、コミュニケーションが苦手で大人と話すことができない子がいました。
コミュニケーションは皆がそつなくこなす事だという考えもありますが、その子にとってそれはとても難しいことでした。
しかしその子は、知り合いのお店でお手伝いをはじめて、そのあとは友だちの私から見てもコミュニケーションがうまくなっていて、明るくなっていきました。
このように自分の課題に自分のペースで向き合って成長していく。
そのような学び方ができるのがフリースクールだと思います。
私自身も挑戦をしている友だちをみたり、色々な経験をしてきたスタッフの方のお話を聞いて刺激を受け、自分もチャレンジをしたいと思うようになりました。
それからはピアノに挑戦したり苦手だった勉強を再開したり、自分のペースで成長することができました。
現在の考え
不登校は誰でもなりうるものだと思います。直接的な問題を抱えている子も、そうでない子も。
そして学校には行かなくてもいい、だけどわがままに生きるのではなく自分が選んだ道には責任を取らなければいけないと考えています。
フリースクールでは興味があるものを学ぶことを通じて、それぞれが自分の課題に取り組んでいます。
そのような教育によって、学校に行かないという選択をした子に対して、自分で決めたことに責任をとって生きていくために必要な力を伸ばせると考えています。
おわりに
今回は、私の不登校への考えの変化についてお話ししました。
自分の人生を自分で責任をもって選択していくという考えは、不登校とは関係なく誰にでも言えるような大切なものだと思います。
今でも、私は自分の不登校経験を全面的には肯定出来ていません。学校に行けるなら行きたかったし引きこもりたくもなかったです。
ですが私にとって不登校は、間違いなく人生の岐路でした。不登校になっていなければ得られなかったものも沢山あります。
この記事を読んで不登校に悩んでいる方が、自分に合った環境で自分らしく生きられる、少しでも前向きな気持ちを持っていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、フリースクールに向いている子の特徴について私の考えをお話をしたいと思います。
フリースクールについてのご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
記事についてのご意見、ご感想などもお待ちしております。
これからもよろしくお願いします!
著者紹介
MASAYA
フリースクールBASEのアルバイトスタッフ。小学校5年生のときに不登校になり引きこもりやうつ症状などを経験。中学生のころにフリースクールを利用しながら社会復帰をした。通信制高校を卒業後、現在は大学で心理学を学んでおり教育の道を志している。
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