マティス展ロザリオ礼拝堂を体感してきました
国立新美術館マティス展に行ってきました。
正直、マティスのことそんなに詳しくなかったですし、絵は知ってますが特段注目したことはあんまりなかったです。
今回なぜマティス展に行こうと思ったのかですが、彼が晩年、ニースから20kmぐらいに位置するヴァンスに礼拝堂を建て、そのロザリオ礼拝堂が原寸大再現され、空間を体験できるというのをテレビで観たからです。
天気のよい美術館日和。
中は混んでいなくて、快適に鑑賞することができました。展示の後半は写真撮影〇エリアとなっていました!
美術館に着いて、とにかく私はロザリオ礼拝堂の再現を観たかったので前半すっ飛ばして、まず礼拝堂のところに行きました!
ステンドグラスから光が入る感じ、朝日が昇って光が差し込んで、日が落ちて光が消えてという移り変わりをみることができます。差し込む光がステンドグラスの色と柄を壁に映し出します。
夫と一緒に行ったんですけれども、美術館に行きますと、はじめのところでじゃねーと言ってわかれます。大体の集合時間を決めて、それぞれ勝手に鑑賞するというスタイル。
昨日はマティスだったのでライトな姿勢で鑑賞できたのですが、夫は仏像観賞がとにかく好きなので上野の美術館へ行くと、ねっとりねっとりじっくりじっくり鑑賞しますので、近くにいるとこっちが疲れます…
マティス展を鑑賞をして思い出したのは、2017年国立新美術館ができて10周年の企画ということで、安藤忠雄さんの光の教会、大阪の茨木にある教会の原寸大で再現の展示でした。
あれもすごかったんですよね。
コンクリートでほぼ本物に近い形で再現されていました。教会内のベンチだったりとか、十字架に切り取られてそこから光が差し込む。本物の教会では、その切り取られた十字架部分はガラスがはめられていますが、再現展示では、空洞でした。十字架のの光の陰影がとても美しかったです。実際の茨木の光の教会を訪れたことがありますが、外から眺めただけだったので展示を観ることができて感動しました、あれは。
ヴァンスの礼拝堂、実物見に行きたいです、ロザリアの礼拝堂。
ロザリオ礼拝堂もいいし、もうひとつ気になっているのはフランスのランスにある日本人画家藤田嗣治さんのフジタ礼拝堂。こちらも行ってみたい場所のひとつです。
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