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山椒好きにおすすめ トマトと牛肉のすき焼き
夏になると食べたくなるトマトと牛肉のすき焼き🍅🥩🍲
ドラマ「京都人の密かな愉しみ」の突如はじまるクッキングコーナーで紹介されてました。材料、作り方もシンプルなのでぜひ試してみてください!
ドラマ「京都人の密かな愉しみ」が好きすぎる
ゴールデンウィークになって、ぐっと気温が高くなってきて、微妙に湿度が高い気がします。
外に出てちょっと歩くと汗ばむみたいな感じ。 夏になると無償に食べたくなる料理があります。
トマトと牛肉のすき焼きです。
これは私の大好きなドラマ、「京都人の密かな愉しみ」というドラマの中で紹介されていた料理です。
このドラマ、ドキュメンタリーのパートとドラマがいいバランスで構成されています。
登場人物の中に、文化人類学者、エドワード・ヒースロー教授が出てきます。俳優の団時朗さんが演じています。彼がドラマの中でこう言います。
日本には2種類の人間が存在する。
日本人と、そして京都人だ。
私にとって京都人ほど興味深い研究対象はいない。
このヒースロー教授の目線で、京都人、京都の人の営みを描いている作品です。
このドラマは脚本、演出を源孝志さんの作品。この方たくさんの賞を今までにも受賞されていまして、直近では昨年NHKで放送されたドラマ「グレースの履歴」で向田邦子賞を受賞されていました。
そのドラマが大好きて、影響されて 私たちは京都に暮らしたい!京都に住みたい!という気持ちが盛り上がってしまい、京都と東京で二拠点ライフを始めました。
源孝志さんの作品は、風景と音楽と、そしてシナリオ。出てくる登場人物の繊細な内面、細やかさ、みたいなもの、すべてが素敵なのです。まだ観たことがない方に、「京都人の密かな愉しみ」も良いし、「グレースの履歴」ぜひ観てほしいです。
大原千鶴さんのクッキングコーナー
このドラマ「京都人の密かな愉しみ」唐突にクッキングコーナーが始まります。料理研究家の大原千鶴さんが登場してきます。 大原千鶴さんは、このドラマ全体に出てくる料理の監修もされています。サバサバした性格で京都弁喋りながらアナウンサーの方との掛け合いで、手際よく料理を進めていく。このパートだけでも観る価値があるぐらい面白いです。
ここで紹介されていたのが トマトと牛肉のすきやきです。
作り方はシンプル、材料もシンプルです。
(材料)
・トマト...2~3個(200グラム)
・万願寺唐辛子...100グラム(正味)
・牛ロース薄切り肉(すき焼き用)...200グラム
・牛脂...適宜
・割り下
・実山椒(下処理したもの)...適量
このすき焼きを作るようになった以来、野菜売り場に行くと必ずどこでもいつでも万願寺とうがらしあるかなあ、って探してしまう体質になったのですが、なかなか手に入りません。なのでピーマン代用OKです。
この料理のポイントは山椒です。
作り方はのコツは材料を入れていく順番が唯一ポイントかなと思います。あとはそんなに難しいことはありません。
トマトは湯剥きして半分もしくは4分の1に切ります。
万願寺とうがらしは半分に切って種を取って2センチくらいの斜め切り。
ピーマンの場合も同じく種を取って2センチくらいの大きさに切る。
鍋を温めて牛脂を入れ鍋全体になじませる。
牛肉をお鍋に広げてですね、全体的に広げて、 火が通りやすいように広げます。
牛肉を広げたらここに割り下の半分を加えます。
割り下は買ってきてもよいですが、簡単に作れます。
(割り下)
醤油、水、みりん、それぞれ100cc 砂糖30g かき混ぜる。
広げた牛肉が色が変わったら鍋の端に寄せて、万願寺唐辛子(ピーマン)を入れます。
そこに残りの割り下をドッと加えて、柔らかくなるまで煮ます。
万願寺唐辛子(ピーマン)が煮立ったら、次にトマト。
トマト全体的にですね、表面が柔らかくなるまで煮る。 全体的に割り下と牛肉から出た油がトマトの表面に絡んで、 少し柔らかくなるまで煮ます。
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最後に山椒の実を加えて、火を止めます。
出来上がり!
ポイントは山椒
山椒のスパイシーな風味がもう何とも言えないんです。私たちは山椒好きなので結構たくさん入れますが、これ好みがあるので分量は調整してください。
本当は山椒の実、生が良いらしです。ただ、いつでもどこでも手に入るわけでもないので、うちでは、乾燥の山椒の粒、ホール状態のものを常備しています。4グラム入りの小袋で売ってるタイプの山椒。
割り下の濃い味と、牛肉の油分と甘み、トマトとピーマンがクタッとなった感じ。めちゃめちゃ美味しいです!ワインに合うかなっていう感じです。
これ食べ終わった後は、翌日とか茹でたそうめんやうどんを投入していただく。意外とさっぱりした味わいで美味しいです。
夏のすき焼き、トマトと牛肉のすき焼き、ぜひ作ってみてください。
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