MATCHA おうち時間の極め方
こんにちは!マッチャです
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛により、おうち時間が増える中、みなさんはどんな工夫をしながら過ごしているのだろう
久々にパソコンを整理していると、煙とネオンの光を浴びて、暗闇の中には伝統的でありつつ、すごく現代的でもある「Go City(日本人は当時そう呼んでいた)」
暴力的な建築と性的な雰囲気が充満したパンキッシュな未来を指すランドスケープを欲張った一枚の写真が目に止まった
そう、2019年の蒸し暑い8月末に友人のANDY DIXON(アンディ・ディクソン)の展示会『NO BIG DEAL I WANT MORE』のためにUNAと香港へ訪れた思い出が蘇った
ANDY DIXON(アンディ・ディクソン)
アンディ・ディクソンはロサンゼルスに拠点を置くカナダ人アーティストです。歴史的な引用を現代社会的な解釈に重ねることで、ディクソンは芸術史のメタファーを用い、過去と現在におけるラグジュアリーの本質的価値に疑問を投げかけます。これまでに、多数の主要な国際的コレクションで作品を展示しています。
3月のパリコレでは、アンディとVERSACEの豪華なコラボによる最新のコレクションピースに身を包んでショーへ参列できたことも光栄なメモリー
この話については、また次の機会にしようかな
いけない!
ついつい話が外れたので、本題にしよう
発見した一枚の写真によって、美しい出来事と夢にまで出てきたのをきっかけに憧れに見たネオン渦巻く香港を疾走する写真ともにおうち時間で香港映画にハマっているのでいくつか紹介しようと思う
先ほども言ったカンフーやコメディが多い香港映画の中でもウォン・カーウァイ監督は格別だ
登場人物たちの感情とシンクロした独特なシーンの切替と観る者の官能を刺激するラテンの音楽がどこか南国の凪いだような空気感と圧倒的な映像美がたまらない!
1.『ブエノスアイレス』
初めて彼の作品に触れたのは『ブエノスアイレス』
香港から遠く離れた土地、アルゼンチンのブエノスアイレスを舞台に同性愛者カップルの激しい愛を描いた一本
どんなに離れていようと愛情の元には世界は囲われたもの、どこへだって会いに行くことができるといったメッセージがタンゴのリズムにのせてカラーとモノクロが交錯する映像を通して切なくも美しい形で描かれているように感じた
映画の世界に閉じ込められた永遠の恋人たちは必見!
2.『恋する惑星』
その時彼女との距離は0・5ミリー57時間後、僕は彼女に恋をした
90年代を代表する香港の映像作家ウォン・カーウァイが香港の悪の巣窟と言われた重慶マンションを舞台に2組のカップルの出会いを巡る物語を斬新な映像美で撮影した話題作
90年代のファッショニスタが熱狂したスタイリングも注目
色褪せるどころか、当時の世界観に人々がやっと追いついてきたかの印象を与えてくれる
ファッションはサイクルで、以前のファッションは廃れて終わるのではなく、リバイバルされて未来に新しいファッションとして昇華するのかもしれない
3.『花樣年華』
1960年代の香港が持つ、強いモラルにより隔てられた2人が、「禁忌=タブー」ゆえに、よりその欲望を沈潜させ深化させていく過程を描いた、非常にセクシャルでエロティックな恋愛劇
深く考えず、ゆったりして観てみようか
するとだんだん眠くなるような心地好いサントラに加え、フランス映画のように謎めいていながら、男女の機敏が鮮やかな色彩となって輝く。
特に雰囲気と音楽だけで酔え、主人公のチャイナドレス姿がたまらない!
いつの時代もオシャレで感覚の鋭い映画と言うものは雰囲気で人気が出る傾向がある。特にアジア人監督の中でも彼のユニークな映像美こそ自分がどこかのハイセンスな映画通にでもなったような感覚に陥るのかもしれない
そこが彼の作品の最大の魅力なのだ
さらにサウンドドラックを集めたプレイリストも要チェック!
最後に....!
自宅でラジオ編集が終わったので本日公開
InterFM897 アソビラヂヲ
毎週火曜日 ⌚︎25:30オンエア
『 RADIOWNCEAN』
この番組はDJやディレクターとして活動する私達OWNCEANの今現在のムードで最高な音楽を通してあなたの耳にシェアしたい!ということで、私達のMIXをメインに届けているので併せてチェック✔︎してくれると嬉しいな
コロナに負けるな!
今こそおうち時間を、みんなで盛り上げていこうよ
MATCHA