執筆人生、リブートしました。
0. あらためまして、ご挨拶。
お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。桜海とあです。
知ってる人も知らない人も、こんにちは。
今回はnoteにエッセイを移したばかりなので、変態は封印して真面目なトーンでお送りします。過去のお知らせ置き場は「ととあの森」です。
ここ数年、「桜海とあ」としてのお仕事はシャッターを下ろし、ゲームの企画やWEBマガジンの寄稿をするぐらいで、活動を自粛していました。
というのも「キスフレ」を映像化していただいた時期ぐらいに、学生時代の友人から新しい事業を立ち上げるんで、ちょっと手伝ってくんない? とお誘いを受けたのがきっかけです。(執筆業とも前の職場とも全く異なる業種)
元勤務先は超のつく安定職だったのですが、友人の誘ってくれた仕事はずっと興味を持っていたことであり、めっちゃやりたいっす!と、二つ返事でお受けして、作家業と新規立ち上げ事業のお手伝いと欲張ってしまった。
(刺激が欲しいお年頃だったんだな)
当時は、すでに新作の連載を始めていたのもあって、かなりな自転車操業でした。SEの方と深夜3時ぐらいまでやりとりしながら、立ち上げメンバーと準備をしつつ、今抱えている仕事の合間に次回作のプロット書いて、連載作品も執筆する。注目されているうちが華だと思い、ツイキャス出たりイベントごとにも積極的に参加。(某パーティ会場で「あれ? とあさん、いつもいません?」と、とある作家さんに指摘されるぐらい顔出してました)執筆も立ち上げの仕事もワクワクしかないので、脳内にエンドルフィンだばだば出ていたんでしょうね、色々麻痺してました。
まだまだいけるー! と謎のやる気に満ちていましたが、だんだんどれも手抜きになっていき、極め付けに、俺の生き方にめっちゃ理解ある相方さんに「ホテルライクな生活にこだわっていた君はどこにいった?」と真剣な表情で突き詰められ、はっと我に返った。
恩師の作家先生や同じ作家業の友人にも相談し、やるなら専業!というアドバイスをもらって選んだのは、新事業立ち上げ。
折角デビューできたのに、見つけてくださった編集さんや賞をくださった方々のためにもこれからもっと書かなくちゃならないのに!という想いと、頼ってくれた友人とのお仕事と、自分の生き方について悩みました。散々悩んだ挙句、作家業をお休みする選択を選びました。
お陰様で仕事も無事にコロナを乗り越えて、順調に航海を続けています。あの時の自分の我儘を受け入れてくださった方々には感謝しかありません。本当にありがとうございます。
そして、よし! スタートするなら今だ! と思い、執筆人生をリブートしました。
次こそは無理せずに、ゆっくりではありますが、お話作りを楽しんでいこうと思っています。
ということで、新作「プリ小説」で連載中です。
「プリ小説」では今までの執筆スタイルとは異なる新しい試みに挑戦しました。
1. チャットノベルアプリに挑戦してみた!
「プリ小説」は、チャットノベルアプリです。人物のセリフがLINEのチャット画面のような吹き出しコマに入ります。説明するより読んでほしい!(語彙力、語彙力)今までの「桜海とあ」作品のコミカルな持ち味を生かしつつ、新しい見せ方ができている……かな?
チャットノベルアプリという形で作品を公開するのは初めての試みでしたのでかなり戸惑いもありました。詳しいことはまた場所を設けて説明したいと思います。
2. 名前の表記をアルファベットにしてみた!
クリエの名前表記がアルファベットなのは、「プリ小説」というサイトのクリエの名前の付け方が皆さん個性的。漢字名って、ガッチガチやなーと思い、アルファベット表記にした次第です。(あまり意味はない)
3. 新作連載作品・公開中
「低音ボイス男装女子は、高音ボイス王子に愛でられる」
[プリ小説] にて、連載中です。
「低音ボイス男装女子は、高音ボイス王子に愛でられる」
ネットアイドルの世界に飛び込んだ、声にコンプレックスを抱える女の子のお話。主人公の新垣花奏は、ネットでは顔を隠して動画配信サイトで歌ってみた配信者”Kanade”として活動をする女の子。
リアルな自分とネットの世界での自分とに差を感じ、”新垣花奏”という形にストラグルしながらも、同じアイドルメンバーとの出逢いによって自分を見つける。成長ストーリーとなっています。
花奏と同じように、SNSでの”私”とリアルの”私”と別々な”私”を持つことが当然な時代を生きる子たちに読んでもらいたい。楽しんでもらいたい。そして前へ前へと突き進もうと頑張る花奏を応援してほしい。そんな想いが詰まった作品です。
ネットアイドルを主人公にした作品は初挑戦となります。
新しい世界を描くのは、楽しい!
コメディタッチな逆ハーラブストーリーですが、ユーチューバーや歌ってみた配信者、美容系インフルエンサーという個性豊かな男性アイドルたちが登場します、推しキャラを見つけるのも、ありだと思います!
無料で読めますので、気になる方はぜひ♪
※以前のエッセイを移植したため、時期が古いです。
6月現在も連載中です。