M-1グランプリ2024予選動画感想 9月19日～9月25日 1回戦TOP3

　昨年まではM-1の予選動画が上がると片っ端から見て感想を書いていたのですが、今年は試しに、週ごとに気になった組をピックアップして一気に感想を書いてみます。今回はM-1予選1回戦TOP3動画のうち、9月19日から9月25日までです。よろしくお願いいたします。

1.9月22日

1-1.大前町田

　プラナリアを用いたネタはたまに見かけますけれども、プラナリアというテーマの調理方法が凝っています。いわゆるツカミの役割を果たすと同時に、「もし相方がプラナリアだったら」という大喜利の題材として、結果的に起きる出来事を見せつつ、「ボケだけがひたすら喋る」という状況をボケ自身が言及するやや独特なシステムへの受け渡しとしての役目も持っています。また、ふたりとも表現力があり、非常に惹きつける漫才となっているなど、2分の間に様々なものが詰まっているネタと言えます。

2.9月23日

2-1.紅点

　人物を端的に言い表す、キャッチコピー的な能力をメイン武器に勝ち上がった形です。もちろん、それだけではないわけですが、ネタの性質上、キャッチコピーがどうしても中心になってしまうため、そのような印象を受ける可能性も充分に考えられます。

　この週の感想は以上となります。ではまた。