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「天才の80%はみずがめ座」は本当なのか調査:09 チューリング賞

 占い業界で言われているとされる「天才の80%はみずがめ座である」との主張は本当かを調査する。それが「『天才の80%はみずがめ座』は本当なのか調査」でございます。

 調査全体に関する説明は以下の記事をご覧ください。

 今回はチューリング賞を受賞した天才を調査いたします。

1.チューリング賞について

 チューリング賞は計算機科学の分野で重要な業績を上げた人物に与えられる賞でございます。賞の名前は、計算機科学、すなわちコンピュータサイエンスで重要な功績を残したチューリングから来ています。計算機科学の分野における最高の賞とされ、「計算機科学のノーベル賞」とも言われています。

 開始は1966年、1年に1~2人受賞しており、主催はコンピュータサイエンスの国際学会である計算機協会(Association for Computing Machinery)、通称ACMでございまして、それゆえに正式名称は「ACM A・M・チューリング賞」となっております。

2.受賞者一覧

 2025年1月17日時点で判明している受賞者は以下の通りです。

受賞年、名前、誕生日、星座
1966、アラン・パリス、4月1日、おひつじ座
1967、モーリス・ウィルクス、6月26日、かに座
1968、リチャード・ハミング、2月11日、みずがめ座
1969、マービン・ミンスキー、8月9日、しし座
1970、ジェームズ・H・ウィルキンソン、9月27日、てんびん座
1971、ジョン・マッカーシー、9月4日、おとめ座
1972、エドガー・ダイクストラ、5月11日、おうし座
1973、チャールズ・バックマン、12月11日、いて座
1974、ドナルド・クヌース、1月10日、やぎ座
1975、アレン・ニューウェル、3月19日、うお座
1975、ハーバート・サイモン、6月15日、ふたご座
1976、マイケル・ラビン、9月1日、おとめ座
1976、デイナ・スコット、10月11日、てんびん座
1977、ジョン・バッカス、12月3日、いて座
1978、ロバート・フロイド、6月8日、ふたご座
1979、ケネス・アイバーソン、12月17日、いて座
1980、アントニー・ホーア、1月11日、やぎ座
1981、エドガー・F・コッド、8月23日、おとめ座
1982、スティーブン・クック、12月14日、いて座
1983、ケン・トンプソン、2月4日、みずがめ座
1983、デニス・リッチー、9月9日、おとめ座
1984、ニクラウス・ウィルト、2月15日、みずがめ座
1985、リチャード・カープ、1月3日、やぎ座
1986、ジョン・ホップクロフト、10月7日、てんびん座
1986、ロバート・タージャン、4月30日、おうし座
1987、ジョン・コック、5月30日、ふたご座
1988、アイバン・サザランド、5月16日、おうし座
1989、ウィリアム・カハン、6月5日、ふたご座
1990、フェルナンド・J・コルバト、7月1日、かに座
1991、ロビン・ミルナー、1月13日、やぎ座
1992、バトラー・ランプソン、12月23日、やぎ座
1993、ユリス・ハルトマニス、7月7日、かに座
1993、リチャード・スターンズ、7月5日、かに座
1994、エドワード・ファイゲンバウム、1月20日、みずがめ座
1994、ラジ・レディ、6月13日、ふたご座
1995、マヌエル・ブラム、4月26日、おうし座
1996、アミール・プヌーリ、4月22日、おうし座
1997、ダグラス・エンゲルバート、1月30日、みずがめ座
1998、ジム・グレイ、1月12日、やぎ座
1999、フレデリック・ブルックス、4月19日、おひつじ座
2000、アンドリュー・チーチー・ヤオ、12月24日、やぎ座
2001、オルヨハン・ダール、10月12日、てんびん座
2001、クリステン・ニガード、8月27日、おとめ座
2002、ロナルド・リベスト、5月6日、おうし座
2002、アディ・シャミア、7月6日、かに座
2002、レオナルド・エーデルマン、12月31日、やぎ座
2003、アラン・ケイ、5月17日、おうし座
2004、ロバート・カーン、12月23日、やぎ座
2004、ヴィントン・サーフ、6月23日、かに座
2005、ピーター・ナウア、10月25日、さそり座
2006、フランシス・E・アレン、8月4日、しし座
2007、エドムンド・クラーク、7月27日、しし座
2007、アレン・エマーソン、6月2日、ふたご座
2007、ジョセフ・シファキス、12月26日、やぎ座
2008、バーバラ・リスコフ、11月7日、さそり座
2009、チャック・サッカー、2月26日、うお座
2010、レズリー・バリアント、3月28日、おひつじ座
2011、ジューディア・パール、9月4日、おとめ座
2012、シルビオ・ミカリ、10月13日、てんびん座
2012、シャフィ・ゴールドワッサー、11月14日、さそり座
2013、レスリー・ランポート、2月7日、みずがめ座
2014、マイケル・ストーンブレーカー、10月11日、てんびん座
2015、マーティン・ヘルマン、10月2日、てんびん座
2015、ホイットフィールド・ディフィー、6月5日、ふたご座
2016、ティム・バーナーズ=リー、6月8日、ふたご座
2017、ジョン・ヘネシー、9月22日、おとめ座
2017、デイビッド・パターソン、11月16日、さそり座
2018、ヨシュア・ベンジオ、3月5日、うお座
2018、ジェフリー・ヒントン、12月6日、いて座
2018、ヤン・ルカン、7月8日、かに座
2019、エドウィン・キャットマル、3月31日、おひつじ座
2019、パット・ハンラハン、5月8日、おうし座
2020、アルフレッド・エイホ、8月9日、しし座
2020、ジェフリー・ウルマン、11月22日、さそり座
2021、ジャック・ドンガラ、7月18日、かに座
2022、ロバート・メトカーフ、4月7日、おひつじ座
2023、アヴィ・ヴィグダーソン、9月9日、おとめ座

3.各星座の内訳

 それぞれの星座に何人の受賞者がいるのかは以下の通りとなっています。

おひつじ座(3月21日~4月19日):5人
おうし座(4月20日~5月20日):8人
ふたご座(5月21日~6月21日):8人
かに座(6月22日~7月22日):8人
しし座(7月23日~8月22日):4人
おとめ座(8月23日~9月22日):8人
てんびん座(9月23日~10月23日):7人
さそり座(10月24日~11月22日):5人
いて座(11月23日~12月21日):5人
やぎ座(12月22日~1月19日):10人
みずがめ座(1月20日~2月18日):6人
うお座(2月19日~3月20日):3人
不明:0人
合計:77人

 最も多かったのはやぎ座の10人、少なかったのはてんびん座とうお座の3人です。みずがめ座は6人で、みずがめ座率は 6/77×100=7.8% となりました。

 今回の調査は以上となります。ではまた。

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