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フォークリフト技能講習にトライしてみた その1

フォークリフト技能講習に挑戦したわけ

工場や物流センターを訪れるたびに、必ず目に入るフォークリフト。あの大きな荷物をスムーズに運んでいる姿にいつも感心していて、思わず「自分も運転してみたい!」と密かに思っていました。そこでいろいろと調べると、国家資格である「フォークリフト技能講習」があることを知り、「これはいい機会かも」とチャレンジすることにしました。認定機関を調べると、どこも人気で最短でも1か月先。すぐにWebで申し込みを済ませ、連絡を待つと振込完了で正式な申し込み完了とのこと。いよいよ挑戦が始まります!


フォークリフト技能講習の概要

フォークリフト運転技能講習は、労働安全衛生法に基づき、1トン以上のフォークリフトを安全に操作するために必要な資格を取得するための講習です。倉庫や工場での荷物運搬に欠かせないフォークリフトですが、運転には一定の危険が伴うため、資格取得が義務付けられています。


1. 講習内容

講習は座学と実技で構成され、座学ではフォークリフトの構造や安全に関する法規など、実技では荷物の積み下ろしや走行操作を実践で学びます。講習日数は未経験者で4日間、他の機械資格保有者なら11時間程度と短縮可能です。

  • 座学では、フォークリフトの構造や運転の基本、安全に関する法規などを学びます。

  • 実技では、実際にフォークリフトを操作し、荷物の積み下ろしや移動の練習を行います。

2. 講習の時間

講習の所要時間は、受講者の経験や免許の有無によって異なります。

  • 無免許・未経験者は、合計で31時間(座学・実技合わせて4日間ほど)。

  • 他の建設機械免許保持者や経験者は、講習時間が短縮されることがあります(11時間程度)。

3. 受講資格

受講資格は特に難しくなく、18歳以上であれば誰でも受講できます。体力や特別な運動能力が必要というわけではありませんが、安全に操作するために一定の注意力や集中力が求められます。

4. 資格のメリット

フォークリフトの資格を取得することで、工場や倉庫などの仕事の幅が広がるだけでなく、安全に作業を行うための知識やスキルを身につけることができます。また、資格取得が就職や転職に有利になることもあります。

初日 学科講習

ついに初日。朝9時のスタートに間に合うよう、少し早めに会場へ。2階へ案内されて、部屋に入ると同士が18名。受付で「おはようございます!」と声をかけられ、自分が受講生の一人であることを実感。自分の席には分厚いテキストが待ち構えていて、改めて「今日一日でこんなに学ぶのか…」と驚きました。

指定された番号の座席に行くと、ボリューミーなテキストが置いてありました。

講義は朝9時から夕方5時まで。内容も盛りだくさんで、講師の方はフォークリフトの現場経験豊富な大ベテラン。「何か質問ある?」と気さくに声をかけてくださり、リアルな話を交えながら進行していきます。特に印象に残ったのは、フォークリフトが横転しやすい力学的な理由についての話で、「なるほど、だから急なカーブや高い荷物に気をつける必要があるんだ!」と納得。

朝9時開始~17時過ぎで講義が終了。その後学科試験と長丁場。
・フォークリフトの概要 約1時間 
・フォークリフトの構造 約1.5時間
・フォークリフトの取り扱い 約1.5時間
・フォークリフトの力学 約2時間
・フォークリフトの関連法規 約1時間

17時まではあっという間で、その後学科試験がありました。
いよいよ夕方、16問の学科試験が始まりました。講義を聞いていれば解ける内容とはいえ、やっぱり少し緊張。それでも、目の前で採点され、合格発表されたときはホッと一安心。講師から「合格です!実技講習でまたお会いしましょう!」と励ましの一言をもらい、初日の講習が無事に終了しました。

つづく

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