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試作78

気分転換に効果のあること。個人的なリセット方法。

①何もしない日。
前にも書いたかもしれない。前の日に存分に飲み食い夜更かしして、翌日は布団から出ない。トイレ、水分補給以外は食事はせず、スマホも極力触らず、読書もせず、目を閉じて布団の中に居続ける。
夜に風呂に入って再度眠ると、翌日は寝すぎて早起きしてしまい、体が食事を求めてくる。シンプルに白米と味噌汁をしっかりとることで、毒気が抜けたかのようにすっきりする。

②散髪+入浴(半身浴)
清潔はリフレッシュの第一歩ということで、髪を切り髭を剃る。部屋着を一新する。散髪は風呂でセルフで行っているので、その後半身浴もして汗をかき、全身を洗ってあげると最高だ。
夜ではなく土曜日の昼過ぎ~夕方に行うと良い。その後外気を浴びてから一杯始めると、体の外側のいろいろがはげ落ちた脱皮感と、枯れた身に水分が満ちる満足感が味わえる。サウナは高温なので苦手。

③掃除、整頓
部屋の掃除も清潔効果を存分に受けられる。窓を全開にして外気を入れて、掃き掃除に掃除機、一部拭き掃除を全体にする。細かくしっかりはしなくても、ざっと掃き清められれば良い。
しばらく換気しつつ、気になる場所の配置を変える。大きく変えるのではなく、積読の位置をずらす、読み止しを本棚に戻す、本棚を並べ治す程度。段ボールを畳む、雑紙を捨てるなどでも十分。
すっきりしたところで、買い物に出かけると気分が高揚する。新しいものを取り込もうとする意欲が湧いてくるからだ。家の新陳代謝も気分転換には大事だ。

④外飲みを一日コースで
家族には悪いが、遅くに起きて昼前から一人で行動する。パイプ煙草と本を持って、とりあえず街に出る。
思いつきの駅で降り、気になっていた店に入る。昼酒と散歩、読書とパイプスモーキング。気の知れたバーや居酒屋で、店員や隣客と会話をする。気が合えばはしご酒を初対面の酔客と共に過ごす。無ければ、バーの空気に溶け込みつつパイプをくゆらす。
夜帰宅し、風呂から出て一人ごこちつく。楽しかった一日の写真を見直しつつ仕上げの一杯。これでしっかり眠れれば、明日からもままた気力回復状態で活動できる。

⑤献血
気分次第でできない手法だが、献血は上に書いたような「何かを捨てる」に近いリフレッシュ方法。
散髪、清掃もそうですし、着替えや半身浴による発汗も同様に、古いものを捨て去ることこそリフレッシュ。
体内から血液が400ml、すなわち500mlペットボトル程に取り出されることを目の前で見えることこそ、一種のショーとも思えてくるほど衝撃的だ。血管に針を入れる瞬間もエキサイティングでショッキング(物理的に痛い)だ。そして、命の一部が抽出されていく様も、まさに血を見て興奮できる。
採決終わってから水分を補給し、軽くなった体で心機一転できるのが良い。

以前にも書いたかもしれないが、リフレッシュの原点は脱皮、すなわち新生することだ。古きを捨て新しくなることが心身共に大切な行いなのだ。

問題は、弱った状態でリフレッシュを起こそうとする気力が生み出せるのか。落ちるまで落ちてからの反動で上がるしか無いのではと思えてくる。


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