『ピーストークライブ ～本とアメリカ～』感想

『ピーストークライブ ～本とアメリカ～』を配信で見ました。面白かったです。ピースの2人が久しぶりに顔を合わせたトークライブ。9割ぐらい綾部さんが話していて、ほとんど綾部さんのワンマンショーでした。

でも、又吉さんが相手だからこそ、この空気が作られているという部分があり、やっぱり2人は良いコンビだなと思わされました。

お二人のトークを見ていると、改めて、又吉さんは活字の人であり、綾部さんはしゃべりの人であるというのがわかる。又吉さんはしゃべるときにも文章のように話す。一つ一つの言葉の意味やつながりを考えながら言葉をゆっくり置いていくようにしゃべります。

一方、綾部さんはしゃべりが基本の人で。綾部さんにとってしゃべりとはコミュニケーションであり、キャッチボールである。軽快なしゃべりで他人の懐にするっと入り込んで、話し言葉で相手の心をつかむのです。

本当に正反対で両極端の2人なんですよね。でも、2人とも芸人であり、人前に出る仕事をしている以上、一筋縄ではいかない部分があり、そこが最も大事な部分であるとも言える。又吉さんには又吉さんの豪快さがあり、綾部さんには綾部さんの繊細さがある。だからこそピースは面白いのです。

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『キングオブコント2023』の感想を有料noteで書きました。