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「最初から最後まで明正の呪い説」 #飯沼一家に謝罪します
みなさま、「飯沼一家に謝罪します」をもう楽しみましたでしょうか。
今日は考察というか妄想を話します。
ネタバレがあるので、先に番組を観てからをお勧めします。
今回言いたいのは、
ズバリ「明正犯人説」です。
今回の話、額面?通りに受け取ると
「儀式が失敗→家族がおかしくなる→明正が放火する→良樹の母が教授に償わせる」となります。
しかし、疑問点がいくつか残ります。
①明正がオカルトにハマっている。
→考察では、儀式による呪いを跳ね返した説も推されています。
②りんごを送っていることが最終盤に触れられている。
→一見すると、良樹やお母さんへの労いに見える。
③教授はかなり優秀な人物としても描かれている。
→実際は、儀式も裁きも失敗している。
これらの疑問点を解消する説として
「明正が最初から、飯沼一家(番組の)を呪っていた」
というのを推したいです。
この説の場合、ストーリーはこうなります。順番は前後するはずですが、
番組に応募。
飯沼家が理想の家族になる。
明正は恨み抱く。
明正がオカルトにハマっていて、呪う。(この時点で憑く)
?若干不幸になる?
100万欲しさに儀式を依頼。
儀式が成功。
100万ゲット。ただ明正の呪い継続。
向こう側に行きたくなる。自我崩壊。
放火して殺す。
明正、りんご農家の家族へ。
りんごを呪いとして、良樹に送る。
良樹、崩壊。
原因として、お母さんから教授が呼ばれる。
裁きを受ける。でも、治らない。
こんな感じです。
こう思った違和感は以下の2つです。
①「明正」と書かれた封書が良樹宅にあった点
「明正」と書かれた封書は、良樹の家にありました。
普通の解釈は、
「明正と書かれて儀式が行われた→明正は排除されるはず→でもされない→明正はオカルト好き→跳ね返した?」となりますよね。
ただ、一つ疑問があります、「明正は封書の内容がわかるのか?」。
良樹の家にあった理由は、教授が持ってきたからだと思います。
だから明正が知る由がないというか、防ぎようがないはずです。
では、跳ね返し以外のオカルトに造詣が深いことへの意味とは?
これが、理想の家族となった飯沼家族への復讐だと考えました。
②良樹が撮った写真は「いつ」撮られたのか?
顔が歪む写真について、解釈は普通
「儀式が失敗した→何かがついた→写真が歪む」となる。
しかし、写真が「儀式の前」だとしたらどうでしょうか。
つまり、儀式の結果ではあり得ず、明正の呪いだとしたらどうでしょう。
写真は、良樹と家族の団欒も含まれていました。
これは少なくとも旅行前になります。
これが、東京に向かった良樹の思い出としての写真なら。
時間的に儀式前でもある気がします。
ここで、話が変わって最初の疑問点への回答をすると、
①オカルトは理想の飯沼家族(良樹入り)に対する復讐。
②りんごは、実家で呪いの薄れた良樹に対する復讐。
③教授は優秀で、儀式自体は成功していた。
いかがでしたでしょうか。
この説を思いついたのは、
本筋のストーリーが明らかにされ過ぎていると思ったからです。
ミスリードがあると思いました。
また、りんごが明正の優しさとして解釈しても、
家族には放火するというのが、明らかに一貫性がないなというのも理由の一つです。
以下にメモ書きを残しておきます。
物好きな方だけどうぞ。
① 謝罪の動画自体の意義
良樹のお母さんが、怒ってるのは息子がおかしくなったから。
ただ、謝罪は飯沼一家に対するものだった。
これは、番組の整合性もあるだろうが、
多分、お母さんの優しさと純粋な怒りからではないだろうか。
飯沼一家に対しても、可哀想にと思っていて、
その原因はである教授に謝罪させた。
自分の息子と飯沼家族の両方を案じていたから。?
というのも、お母さんは優しい人として演出されていたから。
ただ、よくわからないのは、
怒りの結果として、謝罪を公にすることを切望していた点だ。
飯沼一家には、謝罪をさせて。というのも、もう治らないから。
良樹も、治らないから?裁き?
彼らがもう向こう側に行っている場合は、、知らせる?
明正に対する謝罪?
教授のけじめ?
②明正のオカルト趣味
この趣味には、意味があるはずで
考察では、「呪い返す」「呪詛返し」とされていた。
確かにそうな気がする。
というのも、明正が家族がおかしくなったのをカメラで撮っていた理由とは?
鏡に閉じ込めて割るという儀式と似たところがあると思ったが、
だったら、カメラを壊すべきだなと思った。
というか、単純に明正が呪術に通じている意味が。
呪い返すという役割以外にない気がする。
実際、明正が消えてないというか叶ってないから。
③封書が良樹家にあった理由?
良樹は数学の成績を願った。
その他の家族は、明正を排除することを願った。
この封書が、良樹のものにあるのがよくわからない。
教授からもらったパターン。謝罪時に。
あるいは、良樹が??
純粋にそれを見せないとストーリーがわからないので、
そんな重要な話ではないのかも。
④りんごを送る理由
明正とは、りんごを送る仲。
純粋に気にかけていて、送り続けている。
閉園したけれども、気持ちとして送っている。
ここに呪術的要素があるという考察もあったけど、、、
確かに呪い説がありそう。
飯沼家族がおかしくなったのが、呪いの跳ね返しだと思ったけど。
だとしたら、良樹がおかしくならないはず。
だから、儀式の後遺症でいい。
ただ、時間の経過が全然違うぽい。一緒かもしれんけど。
そうすると、呪いを弾いただけかも。
りんごのオカルト的な要素がない?
良樹が悪いとすれば、明正からの羨望だけで。
お母さんが食べる可能性もあるから、
⑤結局「裁き」とは?
裁きは、教授が考えたものではある。
「中途半端」とかあれじゃあねというのは?
49日は、人が死んでから49日は魂が残っているという俗説と、
その49日が経つことで、輪廻転生するみたいな話。
これが、よくわからないのは、教授は死ぬ必要なかったはず。
良樹の魂を、成仏させるとか?
あるいは、蘇らせるとか?
でも、教授は裁きを受けてる。
そもそも、この裁きが飯沼家族に対するものではなく、
良樹には対するものは、扉の一致から明白。
だとすると、?あれじゃあねえは、効果が出てないことを言っている。
お母さんが信じてないから故か?
では、なぜ儀式ではなく、裁きなのか。
法事の7日ごとに裁きを受ける。閻魔大王に。
つまり、だとすると、教授の裁きとは、
自らが死に、それを閻魔に判断してもらうとなり
裁きとして相応しい。それが罪なのか。
ただだとすると、
良樹と教授が同じ場所で死んで、延命している???
意味がわからない。
唯一あるとすれば、裁きとは別に。
良樹に対する儀式があったかもしれない。
⑥儀式の内容
悪いものを閉じ込めて、運気を良くする。
儀式の内容は、なんであれ。
結局、運気を手に入れてもその代償として、魂がなくなる。
ではなくて、
旅行に行って、霊界に向こう側に行くことになる。
現世と霊界の間に行って、輪をくぐると。
輪をくぐりたくなるのが、後遺症。
⑦実は良正が犯人説。
これもあるかもしれない。
オカルトにハマっている理由付けが、
もし家族を呪うところから始まっているとすると。
仮に呪い返すとすると、出来過ぎてるというか。
対策早すぎ。
良樹が写真を撮った日が、もし儀式の前なら。
理想の家族となった飯沼家族に対して、呪いをかけていたとしたら。
実際家族がおかしくなったなら、逃げるべきで。
冷静にカメラで撮っている意味がよくわからない。
だとすると、当初のりんごの件も信憑味を帯びる。
しかも、教授の儀式がお祓いとも見て取れる。
というのも、飯沼家族に謝罪しますというタイトルの割に。
儀式の結果狂ってしまったから、謝罪するという部分があんまりフィーチャーされてない気がする。
最後の、良正とか、おばあちゃんとか。こっちが本筋になってる間。
というのも、明正くんは多分、あの封書の中身を知らないから。
だから、呪い返すのは無理で。
だとすると、オカルトに興味があるのは、真犯人だから?
言われてみれば、良樹に対する優しさがあるのに。
家族を殺すのは、平然とやるところに一貫性がない。気もする。