
013 自己決定理論によると
昨日は大勢の前ですこーしだけお話する機会があった。(15分ほど)
僕は人前で話すのが好きな方だ。
緊張はするが、「自分が聞き手の時間をいただいて伝えるという大きな役を任されているんだ」という気持ちになれるからだ。
昨日の大勢の前トーク、おそらく今までで1番緊張せずリラックスした状態で話せたと思う。
それはなぜか。
時間が短かったから。
アクティビティの進行中心だったから。(こちらが長く話し続ける時間がなかったから)
聞き手の方がみなさん笑顔で活動を楽しんでくださっていたから。
これらが要因として考えられる。
特に3つ目の聞き手の態度・反応は大きい。
もし聞き手側が固くて反応もないような状態だと、こちらにもその固さが伝染する。
そしてガチガチになり緊張する。
ということは、もし長い時間話すとなった場合も、はじめに受講者の方の空気を和らげるためにアクティビティ等を行うことはよりよい講義にするためにも有効だと考えられる。
ということで、昨日の学び。
人前で話す時は、空気を和らげてから話せ。
当たり前のことだけど。
そしてもう一つが本記事のタイトルにもある内容について。
昨日、大先輩の方から勉強になる話を聞いた。
結局は、自己決定理論やねん。
この自己決定理論。
何年か前に参加した研修にて、他の先生もとにかくこれ大事!と言っておられたことである。
自己決定理論に関するキーワード3つ。
自律性・有能感・関係性
3つの欲求?について、自分なりに整理する。
まずは自律性。
これは自分の行動を自分で決めるというイメージ。同じことをするにしても、人から言われてただこなすのと、自分で決めて進んで取り組むのとでは、得るものや気持ちの強さが異なる。
次に有能感。
ある物事に対して、自分ならできる!と思える度合いのようなもの。これは自己効力感と近い部分があると思う。
最後に関係性。
他者とより良い関係を築きたいという欲求。他者からはよく思われたいし、他者と協力し合える関係になりたいなど。
その大先輩が言うには、生徒指導もこの3つの基本的欲求に基づいて考えられているということであった。
なるほど、そんな視点で考えたことなかった。
続けて、大先輩は次のような話もしてくださった。
教務とか教頭とかがそういう背景を知らないと、下がついてくるはずがない。理論的な部分、なぜそうなってるのかを理解しなあかん。
勉強になります。
自分でいうと、人前で話すということについて、好きだしやりたいし頑張ろうと思うし、周りにアドバイスをいただきながらそれなりにできると思うし…つまり自律性◎、有能感◎、関係性◎の状態で取り組める。
こういう裏にある理論みたいなものをこれからも学んでいこうと思う。よし、とりあえず自己決定理論に関する本をポチります。
写真は久々食べたファミチキ。
もはや高級品だよねーと昨日フットサル仲間と話してました。