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003 あえて綺麗事を言う

今朝エックスを見ると、この正頭英和先生のポストが目に飛び込んできた。

そうそう、そうやねん。

心の中で共感の嵐。サイクロン。

かつて自分がお世話になった先輩の先生にも似たようなことを言われたのを思い出した。

教師が綺麗事言わないと。
教師以外に綺麗事を言ってもらえない子どももいるだろうから。

綺麗事と聞くと、何となくマイナスのイメージが強い。

使われる時を考えると、綺麗事ばっかり言うなよ!という感じだから。

綺麗事を自分なりに一言で言い換えると、

理想。しかもめちゃくちゃ高い。

友だちと仲良くしましょう。
決まりはちゃんと守りましょう。

…改めて具体化・言語化するだけでも、ちょっと息が詰まる感じがする。

大事なのは綺麗事を言うかどうかに加えて、

どのように綺麗事を伝えるか

ということなのかもしれない。

喧嘩している子どもたちに対して、

友だちやし仲良くしなさい!
と言っても子どもたちの心に響かない。

少し時間を空けて、
落ち着いて話を聞ける状態にして、
ゆっくり振り返りながら、
自分たちはどうしたいのか、
どうして欲しいのか伝え合った上で、
いわゆる「綺麗事」を教師から伝える

こんな流れだと、少しは子どもの心に響きそうな気がする。

となると、子どもの心に響く綺麗事を言うには、やはり比喩とか説話とか、そういった語りや伝えるスキルの向上は必須。

比喩、さる先生もよくしてる。
説話といえば、渡辺道治先生。
普段のハッとさせる語りなら古舘先生。
自分が影響を受けてるのは、やはりVoicyのいつメンだとしみじみと実感。

綺麗事っていう言葉の意味を考えていくと、ただただ高い理想に加えて、世間一般的に良いとされるものというニュアンスも入っているような気がする。

だから綺麗事っていうのは、これから他者と生きていく上で重要となる内容も含まれている。

正頭先生のポストを見ると、綺麗事が自分を奮い立たせるという言葉もある。

これは成長マインドセット(自分は成長できると信じる心持ち)にもつながるし、意識化・言語化することで、実現する可能性は高まる。

てことで、元旦に書いて部屋に貼っている今年の目標

「誰か」のために動く

も、おそらくこれからできるはず。(と信じてる)
これはそんなに高い理想じゃないかもしれないけど、これからも意識しつづける。

朝から心動かされるポストを見れて幸せでした。
今日はあまり書くスピードが上がらず、そして文量も増えず、20分過ぎちゃった。

まぁまぁ、少しずつ積み重ねよう。