自己実現欲
無気力人間だ。
みんな当然のように夢や目標があって絶望する。夢がないという人は多いが、それでも何かを始めてしまえば目標は生まれるだろうといつかのラジオでイザワタクシ氏が言っていたが、今現在働き始めて3ヶ月、なんの目標もない。
先輩が「どんな風になりたいのか」とかいう話を時折してくるが、別にどうにもなりたくない。強いて言うなら対価を得ている分の責任を果たしたいが、それ以外の感情は無い。
責任に関しては「果たしたい」というよりは「果たさなければならない」という感覚に近い。目標なくても倫理観はあるので。
実際に私がしたいことはと言えば、毎日家に引きこもってゲームばかりしていたい。
「こんな素晴らしい人間になりたい」などという感覚は、マジで一切微塵もない。性格的に、というか他人に対して「こうありたくない」とかいうことはあるが、それもまた倫理的な話で、「あってはいけない」の方が近い。
「引きこもっているのは精神的によろしくない、楽そうで辛い」という話もあるが、それは社会の仕組み上普通の人は生きていく上で自分が生きるためのお金は自分で稼ぐ必要があり、本当は引きこもっていてはいけないからであって、「ダメなのに自分はそうしてしまっている」という感覚があるときついが、
宝くじだかで莫大な金を手に入れて、誰にも迷惑をかけず引き込もれるのであれば、私にとってそれは全くストレスにはならない。
無論どれだけ金があっても多少は働きたいという人は多いので特殊な方なのかもしれないが、私は全てのストレスの根源である、「強制的に参加させられる社会」から逃げ出したくて仕方がないし、それに好んで参加し続けたいと思う人の方が変わっていると思ってしまう。
話は逸れたが、これってそんなにおかしなことなんだろうか。本当に働いている人みんながみんな、そんな目標を持って日々精進しているんだろうか。なぜ何者かになりたくなければいけないんだろうか。
結局このストレスもまた、社会からの圧によって生まれているわけで、諸悪の根源は強制参加させられている社会だと思うのだけれど。
もうお分かりかとは思いますが、
私みたいなやつのことを、社会不適合者と呼ぶわけです。
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