大洗発の場づくりプロジェクト"うみまちひろば"をキックオフします!
私たち大洗クエストは2023年1月から3月までの期間、茨城県大洗町の関係人口創出施策として「Create Owarai -地域共創型まちづくりプログラム-」を開催しました。町内の事業者と町外在住の参加者がチームを結成し、連携協力をしながら地域課題についてアイデアを考え、アウトプットを出すという3ヶ月間の地域プログラムです。
その中で、「場づくり」をテーマにした交茶点(こうさてん)チームが「大洗町に住む人や訪れた人が気軽に交流できる場をつくる」について考えてきました。プログラム最終日となる成果発表では、町内で交流イベントと写真展を開催しました。(以下は成果発表イベントをまとめた動画になります。)
プロジェクト立ち上げの背景
プログラム終了後に、取り組んできた内容や成果について振り返りをした時に、もっと大洗のいろんな場に、よりいろんな人たちが継続的に集まる場をつくっていきたい!という結論に至りました。そこで、大洗発の場づくりプロジェクトを立ち上げることにしました。
また、チーム交茶点のテーマオーナーでもあった「STREET FOOD AND COFFEE TODAI」の三橋さんから「大洗クエストにて引き続き、大洗の場づくりを盛り上げていってほしい」という前向きな言葉をいただいたこともプロジェクト立ち上げの後押しになりました。
プロジェクトのコンセプトを設定
プロジェクトをキックオフしてから、まずはどのような場づくりをしたいのか?という方向性やコンセプトをメンバーとディスカッションしていきました。その中で、Create Owaraiのテーマでもあった「大洗町に住む人や訪れた人が気軽に交流できる場をつくる」という部分は引き継いでいこうと「人と人がつながる場」を一つ柱におくことにしました。
さらに、三橋さんとプログラムの振り返りをする中で、三橋さんがTODAIを運営するにあたって大事にしていることとして、「価値観を広げていくこと」があるとおっしゃていました。この視点も入れていけたらと、一人ひとりの内にある思いや価値観を外に発散できる場にできたらと「世界観をシェアする」をもう1つの柱におくことにしました。
プロジェクトの名称を設定
その上で、大洗クエストが活動するにおいて大事にしている価値観の一つである「ダイバーシティ・インクルージョン」の考え方を取り入れたプロジェクト名にしようとディスカッションをしていきました。
最終的に大洗のイメージである「海の町」と、こどもから年配の方まで誰でも参加がしやすい「広場」を組み合わせて、「うみまちひろば」と命名しました。
誰が主体の場づくりなのか
続いて、この場は誰がつくっていくか?という「主体」について考えていきました。その前提として、大洗クエストは自分たちが自分ごと化して活動することを大事にしているので、メンバーはその主体であります。
その上で、私たちと一緒に自分ごと化して主体性を持ってこの場をつくっていく人は誰なのかを考えた時に、明確にこの人という設定ではなく、一人ひとり「個人」がいいのではないかと思いました。
私たちがつくりたい世界観が「人と人がつながる場×世界観をシェアする」である以上、特定の誰かしか参加できないクローズドな場ではなく、誰でも気軽にふらっと参加できるオープンな場でありたいと思いました。
うみまちひろばが目指す姿
大洗町もその一つですが、人口減少や少子高齢化が続く地域社会において、行政や企業だけに依存したまちづくりではなく、個人が主体的に参画するまちづくりが必要だと私たちは考えています。
大洗クエストは現状、法人でも組織でもなく、個人の集まり(関係人口)で大洗に関わっています。メンバー全員が大洗町外に住みながら、普段は全く違う仕事をしています。そのため、一人ひとりの特性や価値観を尊重にしながら、各々が好きなことをやる、自分ができることをやるという自発性を原点に活動をしています。
そんな私たちが大洗発の場づくりプロジェクト「うみまちひろば」の展開を通じて、「あつまる→かかわる→つながる→はじまる」の4つの動詞が自発的に生まれる循環をつくることで、個人を主体とした持続可能性の高いまちづくりを目指していきたいと思っています。
また、「うみまちひろば」は特定のどこかに展開するのではなく、大洗町内・町外、その場所の特徴に合わせて、いろんな場所で多面的に展開していきたいと思っています。一人でも多く、一緒にこのコンセプトや目指す姿を体感・体験・体現してくれる人がいてくれたら嬉しいです。
参考となる著書の紹介
うみまちひろばを展開していくにあたって、田中元子さんの「マイパブリックとグランドレベル」というまちづくり本は非常に参考となる考え方や実体験がたくさんあるのではないかと思っています。
そのため、この本が好きな方やこの本に興味を持った方は私たちのプロジェクトへの共感性も高いのではないかと勝手に思っています。
第1弾イベント「うみまちひろば in 大洗 supported by TODAI」を2023年8月12日(土)に開催
今回、プロジェクト第1弾となるイベントを、私たちの活動拠点である大洗町を舞台に、Create Owaraiのテーマオーナーでこのプロジェクトの後押しをしてくれた「STREET FOOD AND COFFEE TODAI」の協力のもと、「はなす」「つくる」「あそぶ」の3つの要素を取り入れたイベントを開催します。
茨城県の太平洋沿岸のほぼ中央に位置し、穏やかな気候に白砂青松の美しい自然に恵まれた大洗で「うみまちひろば」を一緒につくっていきませんか。ぜひいろんな方に参加していただけたら嬉しいです!
<イベント概要>
<関連リンク>
○雑談会とワークショップは事前参加予約を受付していますので、ご希望の方は以下のフォームより申し込みください。
https://forms.gle/6txxz2cbM29miHzYA
※予約締切:2023年8月11日(金)まで
○写真展は、「みんなの写真展」(1人1枚まで)と「わたしの写真展」(限定5名まで)の2つの展示スペースを用意します。
以下のフォームより写真をアップロードください。
みんなの写真展の投稿フォーム:https://forms.gle/iCUV4ULBQt2mwdbj6
わたしの写真展の応募フォーム:https://forms.gle/SSs15ygdq7Pi7WBJ9
○ラジオは以下のYouTubeリンクよりLIVE配信を行う予定です。
https://www.youtube.com/watch?v=Bf5Xk0Yc9Cg
◆タイムスケジュール◆
10:00 - 10:30 LIVE配信①うみまちひろばスタート
12:00 - 12:30 LIVE配信②雑談会の振り返り
14:00 - 14:30 LIVE配信③大洗の魅力発掘
16:00 - 16:30 LIVE配信④ワークショップ中継
※上記以外の時間も当日のイベントの様子などを配信予定です。チャット欄にコメントをしていただけると嬉しいです!
<主催・協力>
主催:Owarai Quest(大洗クエスト)
協力:大洗町役場まちづくり推進課|TODAI STREET FOOD AND COFFEE
<その他のご案内>
○電車でお越しの方
大洗鹿島線「大洗駅」 隣にうみまちテラスがございます。
○車でお越しの方
大洗駅前に駐車場(最大20台まで、1時間まで無料)がございます。
○雨天や悪天候の場合
室内のみの開催等に変更する予定です。
大洗クエストについて
私たちは、「Create Owarai -遊び創りワークショップ」(主催:大洗観光おもてなし推進協議会)で結成し、メンバー全員が大洗町以外に住む関係人口として、地域づくりに主体的に関わる関係人口の創出を目的に、主に以下の活動を行なっています。
①大洗町の地域活性化や地域課題解決をテーマにしたイベントを企画・運営する活動
②大洗町の関係人口創出をテーマにした地域プログラムを企画・運営する活動
③大洗町の魅力や地域事業者の声など、地域に関する情報発信を行う活動
▼これまでの活動・プロジェクトについて▼
・アウトドア&アートのあそびづくりイベント
・大洗魅力発掘プロジェクト
・地域体験型ワーケーションプログラム
・地域共創型まちづくりプログラム
・地域探索コミュニティ「Local Quest Lab」 など
ホームページ:https://owaraiquest.studio.site/
お問い合わせ先
本イベントに関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
owarai.quest@gmail.com
運営事務局:大洗クエスト 萬里小路(までのこうじ)
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