THE MANZAI 出演者考察

先日、12月4日に放送されるTHE MANZAI 2022の出演者が発表された。
その出演者について、個人的に思うことがあるので、ちょっとnoteに書いてみようと思う。

出演者の歴史

まずは、2015年からの出演者の歴史を振り替えろうと思う。

2015年

王者枠
中川家
ますだおかだ
フットボールアワー
ブラックマヨネーズ
チュートリアル
サンドウィッチマン
NON STYLE
パンクブーブー
笑い飯
ハマカーン
ウーマンラッシュアワー
博多華丸・大吉
トレンディエンジェル

それ以外

ベテラン・賞レース実績無し組
爆笑問題
矢野・兵動
キャイ~ン
海原やすよ・ともこ

賞レース実績有り組
おぎやはぎ
タカアンドトシ
ナイツ

プレマスターズ枠3組

初年度の2015年は、アンタッチャブル以外の王者13組が集結し、それ以外の7組も実力派という磐石の布陣。ただこの年は、プレマスターズ枠が3枠あった。

2016年

王者枠
中川家
ますだおかだ
フットボールアワー
チュートリアル
サンドウィッチマン
パンクブーブー
笑い飯
ハマカーン
ウーマンラッシュアワー
博多華丸・大吉
トレンディエンジェル
銀シャリ

それ以外

ベテラン・賞レース実績無し組
爆笑問題
矢野・兵動
キャイ~ン
海原やすよ・ともこ

賞レース実績有り組
おぎやはぎ
スピードワゴン
タカアンドトシ
ナイツ
千鳥

プレマスターズ枠3組

この年は、ブラマヨと井上事故の影響でノンスタがOUT。その一方で、M-1 2016王者の銀シャリと、スピードワゴン・千鳥がIN。全体的には1枠増となった。

2017年

王者枠
中川家
フットボールアワー
チュートリアル
サンドウィッチマン
NON STYLE
パンクブーブー
笑い飯
ハマカーン
ウーマンラッシュアワー
博多華丸・大吉
トレンディエンジェル
銀シャリ
とろサーモン

それ以外

ベテラン・賞レース実績無し組
爆笑問題
矢野・兵動
キャイ~ン
海原やすよ・ともこ

賞レース実績有り組
おぎやはぎ
タカアンドトシ
ナイツ
千鳥
テンダラー

プレマスターズ枠3組

この年は、2年連続出演のますだおかだと、スピードワゴンがOUT。その一方で、M-1 2017王者のとろサーモンと、テンダラー、そして、前回OUTのノンスタが返り咲きでIN。全体的には前回よりも1枠増。

2018年

王者枠
中川家
チュートリアル
サンドウィッチマン
NON STYLE
パンクブーブー
笑い飯
ハマカーン
ウーマンラッシュアワー
博多華丸・大吉
トレンディエンジェル
銀シャリ
とろサーモン
霜降り明星

それ以外

ベテラン・賞レース実績無し組
爆笑問題
矢野・兵動
海原やすよ・ともこ

賞レース実績有り組
おぎやはぎ
タカアンドトシ
ナイツ
千鳥
テンダラー
流れ星

プレマスターズ枠2組

この年は、皆勤賞だったフット・キャイ~ンがOUT。その一方で、M-1 2018王者の霜降り明星と前年たけし賞の流れ星がIN。全体的には1枠減なのだが、プレマスターズ枠が1枠減ったので、マスターズ枠は変化無し。

2019年

王者枠
中川家
アンタッチャブル
サンドウィッチマン
NON STYLE
パンクブーブー
笑い飯
ウーマンラッシュアワー
博多華丸・大吉
銀シャリ
とろサーモン
霜降り明星

それ以外

ベテラン・賞レース実績無し組
爆笑問題
海原やすよ・ともこ

賞レース実績有り組
おぎやはぎ
スピードワゴン
タカアンドトシ
ナイツ
千鳥
テンダラー
流れ星
和牛

プレマスターズ枠2組

この年は、皆勤賞だったチュート・ハマカーン・トレエンの王者3組に同じく皆勤賞だった矢野・兵動がOUT。その一方、2016年以来の返り咲きとなるスピードワゴン、M-1で3年連続準優勝の和牛、そして、M-1 2004王者のアンタッチャブルがIN。これで、平成の漫才賞レース王者が全て出演経験がありということになった。全体的には1枠減。

2020年

王者枠
中川家
アンタッチャブル
ブラックマヨネーズ
サンドウィッチマン
NON STYLE
パンクブーブー
笑い飯
ウーマンラッシュアワー
博多華丸・大吉
銀シャリ
とろサーモン
霜降り明星
ミルクボーイ

それ以外

ベテラン・賞レース実績無し組
爆笑問題
海原やすよ・ともこ

賞レース実績有り組
おぎやはぎ
タカアンドトシ
ナイツ
千鳥
テンダラー
和牛
かまいたち

プレマスターズ枠1組

この年は、前回出演のスピードワゴンと、2年連続出演中だった流れ星がOUT。その一方、M-1 2019王者のミルクボーイと準優勝のかまいたち、そして、2015年以来の返り咲きとなるブラマヨがIN。全体的には増減無しだが、プレマスターズ枠を1枠減らし、その分マスターズ枠が1枠増。

2021年

王者枠
中川家
アンタッチャブル
サンドウィッチマン
NON STYLE
パンクブーブー
笑い飯
ウーマンラッシュアワー
博多華丸・大吉
銀シャリ
とろサーモン
霜降り明星
ミルクボーイ
マヂカルラブリー

それ以外

ベテラン・賞レース実績無し組
爆笑問題
海原やすよ・ともこ

賞レース実績有り組
おぎやはぎ
タカアンドトシ
ナイツ
千鳥
テンダラー
和牛
かまいたち

プレマスターズ枠1組

この年は、前回出演のブラマヨがOUT。その一方で、M-1 2020王者のマヂラブがIN。全体的には増減無し。

2022年

王者枠
中川家
フットボールアワー
アンタッチャブル
サンドウィッチマン
NON STYLE
パンクブーブー
笑い飯
博多華丸・大吉
銀シャリ
霜降り明星
ミルクボーイ
マヂカルラブリー
錦鯉

それ以外

ベテラン・賞レース実績無し組
爆笑問題
海原やすよ・ともこ

賞レース実績有り組
おぎやはぎ
タカアンドトシ
ナイツ
千鳥
テンダラー
かまいたち
ミキ

プレマスターズ枠1組

この年は、皆勤賞だったウーマン・王者獲得以降皆勤賞だったとろサーモン、3年連続出演の和牛がOUT。その一方で、M-1 2021王者の錦鯉、プレマスターズ4度かつ直近2年連続勝ち上がりのミキ、そして、2017年以来の返り咲きとなるフットがIN。全体的には増減無し。

長々とすいません。ここからは、個人的意見となります。

個人的意見

まず、THE MANZAIの出演者については、そこまで変化がないという印象があったし、2021年にそれを強く感じた。個人的にTHE MANZAI運営に強く言いたい言葉は

「王者は毎年増えるよ」

ということ。だが、今年の顔ぶれを見るに、そこへの対策はきちんとしていると感じた。

だが、一般的に見れば顔ぶれはほとんど同じ。その理由は簡単。
なぜなら、皆勤賞が

中川家
サンドウィッチマン
パンクブーブー
笑い飯
博多華丸・大吉
海原やすよ・ともこ
おぎやはぎ
タカアンドトシ
ナイツ
爆笑問題

の10組もいる。もっと言うと、井上当て逃げの影響で2016年を欠席したNON STYLEも皆勤賞に入れると11組。約半分の出演者が皆勤賞組である。今年ウーマンラッシュアワーがいなくなって1枠減なのにまだこの量。

また、2015以降の王者皆勤賞枠も

銀シャリ(7年連続)
霜降り明星(5年連続)
ミルクボーイ(3年連続)
マヂカルラブリー(2年連続)
錦鯉(1年連続)

の5枠ある。これでも、トレンディエンジェル(4年連続)・とろサーモン(5年連続)が外れている。このまま行くと、銀シャリはほぼ常連枠確定。霜降り明星も多分確定っぽい。
しかももし来年、今年のM-1王者を加える場合は誰か1組を外すか、別の枠を減らすしかない。

そして、これで16組を占めており残りは6組。しかし、この6組の内2組は千鳥(7年連続)・テンダラー(6年連続)という初出演以降皆勤賞という磐石の2組がいるため、残りは4枠といっても過言ではない。

今年はこの残り4枠を、4年連続出演のアンタッチャブル・3年連続のかまいたち・5年ぶり出演のフットボールアワー・初出演のミキという顔ぶれで埋めた。
とは言っても、実はアンタッチャブルは2019年以降皆勤賞で、2018年まで皆勤賞だったチュートリアルと入れ替わった形と言えるので、ここも2組でほぼ皆勤賞扱いでも違和感がない。そして、かまいたちは人気的に外れることは無さそう。

つまり私が言いたいのは、今年の22組中20組は多分少なくとも、来年は絶対に出るんだろうなということである。そら顔ぶれが毎年一緒のように感じるよ。
もっと言うと来年の顔ぶれは、今年の顔ぶれからフットボールアワーがOUTして、代わりに今年のM-1王者がINするだけになりそう。

呼びたい漫才師

ただ、今年の22組以外で個人的にTHE MANZAIに是非呼びたい漫才師はまだたくさんいる。

まず、出演経験者だけでも、

ますだおかだ
ブラックマヨネーズ
チュートリアル
ハマカーン
ウーマンラッシュアワー
トレンディエンジェル
とろサーモン
和牛

という漫才大会王者7組と3年連続準優勝の和牛を含めた8組いる。特に和牛は王者じゃなくても絶対呼んで欲しかった。去年のネタを見て4分に縛られなければやっぱりごりごりに面白いと思ったから尚更。

そして、出演未経験者に関しては、個人的な流儀としてM-1世代以降(中川家と同期以降)の芸人がTHE MANZAIに出るなら、最低でも最高成績3位以上の成績かつM-1を既に卒業していることを求める。

これを満たしている組は、

南海キャンディーズ
麒麟
トータルテンボス
キングコング
オードリー
スリムクラブ
アルコ&ピース
ジャルジャル
スーパーマラドーナ
見取り図(来年以降)

の10組。(これを満たしていない3位以上経験者は、アキナ・ぺこぱ・おいでやすこが・オズワルド・インディアンスの5組(ぺこぱ・おいでやすこがは出場資格を有しているのでこっち側))

そして、この10組の中でも特に見たいのがオードリー。近年ネタ番組で見る機会がめっきり減ったが、やっぱり1度はTHE MANZAIという最高峰の舞台でネタを披露するオードリーの姿を見たい。あわよくば、同じ事務所で同期のハマカーンと共に。これについてはバーターだなんて野暮なこと絶対に言わないから。

この話の流れで言っておくと、個人的には今年、ウーマンラッシュアワーが出ないのは残念だった。何故なら、THE MANZAI自身が産み出した王者は責任を持ってずっと呼ばないとという考えがあるからだ。正直今言うと後出しっぽくなるが、私はずっと何でウーマンラッシュアワー呼ぶの?という世間の声とは逆に、何でハマカーン呼ばないの?ってずっと思っていた。だから今年、ウーマンを外したことについては、違う、そうじゃないと思っている。ウーマンを外したからハマカーン呼ばなくて良いでしょ?じゃないよ。

まぁさっきも言ったように枠がないのは分かる。だが実は、それを解消する一手はある。それは、放送時間を変更することだ。THE MANZAIは2015年以降、ほぼ毎回日曜日の19:00~21:54(217・2018年は19:00~22:24)での放送なのだが、個人的には土曜日の19:00~23:10にすれば、30組近く出れるのにと思う。ただこれでも王者全組を出演させるのは、それ以外の出演者を考慮するとギリギリ。漫才師の層厚すぎるやろ。THE CONTEからすれば羨ましい話。

まとめ

といった感じで、まとまりのない殴り書きとなったこのnote。ただこんだけ言ってきたけど、今回出演する漫才師は全組面白い一流漫才師なので、12月4日が今からめっちゃ楽しみです。

12/4追記

ウーマンラッシュアワーは断ったんや。だったらその枠にハマカーン呼べよ!

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