現実になった番組 THE CONTE

おい現実になったぞ!

というのは、6月末に情報が解禁されたフジテレビのコント特番、THE CONTEについてである。というのも、私は、今年の年明けに、THE MANZAIのコント版となるような特番を放送して欲しいという思いから、

妄想番組 THE CONTE (仮)

というタイトルのnoteを投稿したからである。気になる人はそちらも是非。

そして、発表された出演者や簡単な放送内容。個人的には思っていたのとちょっと違う。
まずはMC。東京03とかまいたちのダブルMCというのはちょっと格がねぇ…
次に出演者15組。今回の出演者は、

東京03
かまいたち
バイきんぐ
かもめんたる
シソンヌ
ライス
空気階段
サンドウィッチマン
アンガールズ
しずる
ロッチ
チョコレートプラネット
ゾフィー
ザ・マミィ
若手枠

私の妄想noteで選抜したコント師の中から実際に出演するのは、

東京03
かまいたち
バイきんぐ
かもめんたる
シソンヌ
ライス
空気階段
サンドウィッチマン
ロッチ
チョコレートプラネット

の10組。この10組についての不満はない。まぁナベプロやったらロッチよりもハナコじゃね?とは思うが。

個人的には、さっき挙げたハナコはそうだが、ロバートとジャルジャルは呼んで欲しかった。コロチキ・どぶろっくは百歩譲ったとしても。
キング勢以外では、やっぱりさらば青春の光は欲しかった。まぁさらばについてはコロナ感染の影響があるとは思うけど。

そして、残り5組は

アンガールズ
しずる
ゾフィー
ザ・マミィ
若手枠

という面々。ここには言いたいことがある。
ただ、ここで言いたいことというのは、個人的に面白い面白くないということではなく、格的にどうかという話である。

まずアンガールズ。どうせナベプロ枠でしょ。まぁ、THE MANZAIにおけるおぎやはぎ枠(賞レース成績は微妙の売れっ子枠)と考えればまだ納得できる。
続いてしずる。キングオブコントの制度上、現在(2021年現在)でも継続的に出場しているのだが、そんな奴らには出てほしくない。THE MANZAI出演者に現在でもM-1にエントリーしている奴いないだろ。というか、賞レース卒業しているとしても、売れっ子じゃなきゃ呼ばれない成績じゃねぇか。個人的な推理では、「ただ今、コント中。」に出演しているのが大きいと考える。サンドウィッチマンが出てるし。
そして、ゾフィーとザ・マミィ。彼らはキングオブコントでキングになるために戦っている地位のコント師である。さっきも書いたが、そういう奴が出る舞台にしてほしくない。そして、この2組どうせバーターやろ。だって、ゾフィーの所属事務所はグレープカンパニー(サンドウィッチマンと同じ)、ザ・マミィの所属事務所は人力舎(東京03と同じ)なんだから。

そして、若手枠。本来は、ゾフィーとザ・マミィはここで戦う枠のコント師でしょ。
という訳で、若手枠のオーディション出場芸人とTHE MANZAIプレマスターズ出場芸人の実績面を比較してみた。

THE MANZAI プレマスターズ 2021

出場芸人 14組
M-1ファイナリスト経験者 4組
M-1セミファイナリスト経験者 10組

ちなみに、全組が準々決勝進出経験あり。また、M-1セミファイナリスト以外の4組の内、3組がKOCファイナリスト経験者。

THE CONTE への道

出場芸人 20組
KOCファイナリスト経験者 1組
KOCセミファイナリスト経験者 3組

ちなみに、出場芸人の中の3分の1ぐらいは、wikipediaのページが無かった。

一言言うと、ただのネタ番組のオーディションじゃねぇか。そういうのじゃないんだよ。新たな才能の発掘はキングオブコントに任せとけよ。ちなみに、予選会開催日は、ABCお笑いグランプリと同日。主力達はほとんどそっち出てたわ。

更に、コント中の副音声やトーク企画についても、THE CONTEが独自性を出している風に感じられてあんまり好きじゃない。

とまぁここまでは番組を視聴する前の感想である。

視聴後の感想としては、まぁ面白かった。キングオブコントの会とは違う、新たなコントの祭典の第1回としては上出来のように思う。だが、THE CONTE視聴前に抱いた感想は変わらなかった。やっぱり、賞レース王者や賞レースを卒業した人気者達の舞台であって欲しい。

まぁでも、第2回があれば楽しみにするし、この放送内で発表されたドラフトコントも楽しみです。

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