キングオブコントの会2022感想
キングオブコントの会2022の簡単な感想を。
※カッコ内はネタを作成した芸人。
① 「ファミレス」(東京03)
前半はちゃんとした03のコントから、後半は03とはまた違う、じろうと秋山の世界観に移り変わるのが面白かった。
03はこの番組で、自分たちのコントをベースに破壊力をプラスするコントを作ることを心がけている印象。
② 「立てこもり」(空気階段)
ドラフトコントの時もそうだが、大人数コントでのかたまりって他の芸人を自由に動かせる枠組みの設定を考えるのが上手だと思う。
③ 「『伏線』回収業者」(コロコロチキチキペッパーズ)
色んな伏線がちりばめられていて、思わずもう一回見たくなるコント。三村のツッコミもキレキレで、配役もピッタリだった。
④ 「脚本家とエグゼクティブプロデューサーの奴」(ジャルジャル)
ホンマにジャルジャルってアホやな。個人的にはう大が加わったことで、普段のジャルジャルにはない重みのある緊張感があったように感じた。
⑤ 「法律相談所」(ライス)
個人的には、このコントが今回一番面白かった。設定もさることながら、デスゲームのようになっていくのが面白かった。
⑥ 「墓参り」(かもめんたる)
う大の世界観が炸裂していた。今回のコントの中では一番メッセージ性が強いコントだったように思う。
⑦ 「誇り高き者たちへ」(どぶろっく)
これまでのコントとはまた違う、どぶろっくにしか出来ないコント。最後のティッシュには思わず笑ってしまった。
⑧ 「ママ友」(ロバート)
前回のカオスに比べると、シンプルなロバートのコント。しかし、秋山の憑依力の高さはこのコントでも健在だった。
⑨ 「喫茶店」(シソンヌ)
大竹が醸し出すあの哀愁が良いよね。オチに全ての笑いを持ってくるというこの番組でしか見られないようなコントだった。
⑩ 「宅飲み」(バイきんぐ)
バイきんぐはホンマに面白い。こういうテレビ番組のコントの設定を作る力もある。もぐらはホンマにあそこ住んでそうやし。
⑪ 「お座敷遊び」(ハナコ)
バナナマンの良さを活かしていて、面白かった。最後の設楽が日村の足を瓶で殴った所がバナナマンっぽいなと思った。
⑫ 「路上ミュージシャン」(かまいたち)
かまいたちらしい、良い設定と山内の狂気。福徳の存在感も良いアクセントになっていて面白かった。
⑬ 「落ちる」(松本人志)
設定がえげつない。配役にこだわったと言っていたが、本当に配役がピッタリ。あの独特な雰囲気は松本人志にしか出せない。
ちなみに、最多出演は東京03豊本の6本。(ファミレス・立てこもり・法律相談所・墓参り・宅飲み・落ちる)豊本は前回も4本出演しており、人気の高さが伺える。
一方、最小出演はロバート馬場の0本。しかし、馬場は収録直前にコロナ陽性になったため出演がなかった。
また、一本しか出ていなかったのは、松本・三村・バナナマン・ロバート山本・コロチキ西野・ハナコ岡部・ハナコ菊田・空気階段かたまり。しかし、ハナコは裏番組の兼ね合いがあった可能性も高い。
今回もどのコントも面白かった。これからも毎年やって欲しいと思う。