キングオブコント2024追記②
こちらのnoteをご覧になった後に、今回のnoteをご覧ください。
審査員批判について
今回のキングオブコントは、例年以上に審査や審査員に対する批判が多かったと感じる。ただ、今年の審査について、個人的には批判される筋合いはないと感じた。
まずはこちらの文をご覧いただきたい。
これは、私の感想noteの総括の一部分である。改めて見ると我ながら考えを上手にまとめていると思った。
まぁ多分、審査員批判の理屈はだいたい自分の思った優勝者と異なるからという次元の低いものが大半だろうけど、この件について真面目に書いていこうと思う。
まず、ファイナリストのネタのレベルというのはここ数年で凄まじい進歩を見せている。
これは素人の自分の目から見ても明白。だが、レベルが高いが故に突き抜けた面白さを見せつける難易度は高くなっている。さらに、審査員もかつて賞レース戦士としての経験を持つ人達ばかり。そんな人達がファイナリストのネタを見て「1つも笑えなかった」なんて感想になることはないのだ。おもんない素人じゃあるまいし。
そのため、過去のファイナリストのネタが比較対象となる絶対的採点では点数差がほとんどないのはもうしょうがない。どうしても点数差をつけたい場合は、その年のファイナリストのネタのみを比較対象とする相対的採点を行うしかない。(相対的採点の場合は年によって同じ点数でも重みが異なる)しかし、実際はここまで両極端ではなく、審査員はもちろん素人の我々が採点する場合でも、この2つをある程度ミックスさせた審査を行うはずである。
加えて、そのような僅差の戦いを採点する際、どうしても自分の好みやポリシーが出てしまうのは仕方がない。かつて問題視されていたのは、その好みやポリシーを当時の審査員は自分の言葉で上手に言語化出来なかったこと。自分の感性や評価とは異なっていても、コメントを聞くとしっかりとプロ独自の視点で審査していると理解出来る現在の審査員は素晴らしい審査員であることは間違いない。
ただ、R-1追記noteにも似たようなことを書いたが、そのプロ独自の視点が一般視聴者と解離しているとは年々強く感じる。審査員がネタ作り担当がほとんどになるにつれ、万人ウケしない特徴的なネタの方が審査員全員に評価されているというのは健全ではないかもなぁという気持ちはここ数年で強く芽生えている。
これは完全に個人的な意見でしかないが、正直ラブレターズに明らかな低評価が無かったのが解離しているなぁと感じた。ああいう形のコントは世間的には好き嫌いが分かれるタイプだと思われる(叫びがうるさいというコントを理解しようとすらしていないレベルの評価を除いても)が、ファイナルステージでは最低評価ゼロ、ファーストステージでも飯塚4位評価、秋山4位タイ評価が最低。や団への飯塚レベルでの低評価が一人くらいいてもおかしくなかったのでは。
ついでにや団への評価についての個人的な見解も話しておこう。タイを含んで最高評価が5名中3名いてファイナルステージ進出を逃したのはKOC史上初。ちなみに、審査員の過半数が最高評価した上でトップ3に入れなかったのは、M-1 2001のハリガネロック(特別審査員のみでは4位、一般審査員も含めた場合は2位)以来23年ぶりの珍事。その原因としては飯塚の低評価が挙げられるが、言われているように他の審査員が点差をつけなすぎたのも原因の1つではある。だが、点差を思いきってつけすぎと言われる飯塚の点差も7点なのでそれほど点差をつけすぎてる訳ではない。しかし、そもそも論として審査員の評価が揃うことが必ずしも素晴らしい審査だとは思わないが、審査員の点差の基準はある程度揃った方が良いとは思う。極端な例としてを挙げるならば、5人が70点をつけた組と4人が85点で1人が0点をつけた組では前者の組が上という評価になるのは流石にねぇ。
そして、今大会の審査員批判が集中している大きな要因の1つに、ファーストステージ上位3組への審査員採点スクショがXで話題になったことが挙げられる。ただ、批判的な意見のうち、この点数がファイナルステージでつけられたと勘違いしている意見も見受けられ、一次情報をきちんと確認せずに批判している輩もいた。個人的な意見としては、3組ともに同点だった山内と秋山を批判するなら、上位3組全てに93点をつけたM-1 2023のナイツ塙も批判されるべきだろと思った。その時になんにも言わなかったのにKOCになったらワラワラと批判しやがってと。(去年の塙の採点自体に異論は全くない)そして、ファイナルステージという前提で批判するなら、伝説のKOC 2020三村を勉強してから来い。もうアレはコントレジェンド審査の終焉を如実に表した採点だったと改めて思う。
と、ここまで長々と審査員が批判されるべきではないだろという自分の意見を書いてきたが、現行の審査方法や決勝戦のルール、審査員の格に加え、優勝者以外の評価基準には改善の余地があると考える。では、ここからは現状浮き彫りになっている課題とその改善案を書いていこうと思う。
現状浮き彫りの課題と改善案
審査員少ない
キングオブコントの審査員は2015年以降、人の変更はありながらも人数は5人で固定されている。この要因としては、二本合計得点で争うというルール上1000点満点にした方が、審査員7名の1400点満点よりもきりがいいと考えているからだろう。
しかし、1人100点満点審査のルールにおいて、審査員5名というのはあまりにも少ない。結果への納得感は別として、7点差で審査した飯塚の採点がダイレクトに反映される現状はあまりにも1点の重みがとんでもないことになっている。
では、審査員は何人増やすべきなのか。個人的には最低2人だと考える。増やせるなら10人にして二本合計2000点満点でも良いが、なり手はいないだろう。どうしても2000点満点にしたいなら、第1回M-1のように特別審査員700点+準決勝敗退審査員300点の計1000点でも良いと思う。
審査員候補は今年の5人の他にも、かもめんたる(う大)やジャルジャル(後藤の方が無難そう)、キングにこだわらなければチョコプラ(長田)とかさらば(森田)、ロッチ(コカド)でも良いし、若手ならハナコ(秋山)、空気階段(かたまり)、ビスブラ(原田)がいる。そして、世間に受け入れられるなら、昨年まで審査員長を務めていたあの人もいる。
そして、ルールか満点の点数を変えた方が良いと思った理由としては、今大会の最高到達点煽りも一因として存在する。歴代最高得点更新が期待された今大会だが、KOCはブロックトーナメントや一騎討ちを採用したり、準決勝敗退芸人審査で2000点満点だったりした時代もある。つまり、過去のルールでの最高到達点も別として存在している。だから、今年までのルールとしてならば、一本だけなら空気階段の火事、二本合計ならサルゴリラを最高到達点にして、また新たなルールでの最高到達点を記録する組を探せば良いと思う。
格の無さ
今年の審査員は歴代キング5名となったが、この審査員の顔触れに対して「格が足りない」という意見も多く見受けられた。また、先ほど紹介した審査員候補も格が足りないという評価になる可能性が高い。
しかし、この賞レース審査員の格問題は、これからKOC以外でも起こりうる問題だと考える。そう考えた理由として、今年の賞レース審査員長席に座っているのは、R-1が陣内、KOCが飯塚だった。M-1はどうなるか未定だが、KOCのように歴代王者を補充するという形をとった場合、その席に座るのは多分礼二になるだろう。このように、陣内と飯塚そして礼二の3名は現在の賞レースにおいてはとてつもない格を有していると言える。だが、今秋のアメトーークゴールデンSPに3人全員が出演していた。(飯塚礼二は鉄道企画、陣内は踊りたくない芸人)つまり、現在の審査員達のバラエティ番組における格が全然上がらないこと、更には賞レースの世代交代とバラエティ番組の世代交代のペースが一致していないことが、審査員の格問題が発生している原因だと考えている。
そして、これを解決もしくは是正するのは相当難しいだろう。BIG3とお笑い第3世代はもちろん、ナインティナインさまぁ~ずネプチューンくりぃむしちゅーを始めとするお笑い第4世代辺りまでもが第一線を退かないと、この流れが改善されることはないだろう。
だから、これからは審査員において必要な格の基準なるべき要素は、過去の賞レース内での実績と現在のネタが面白いかどうかだけで良いと思う。売れっ子かどうかは関係無い。
割れてしまう流れ
そして、昨今の賞レースにおけるトレンドは、一位通過組の失速(いわゆるやっちまった現象)と、評価が審査員内で割れてしまうことの2つが挙げられる。
まず、やっちまった現象に関しては、詳しく述べたnoteがあるのでそちらを是非。
次に、評価が審査員内で割れてしまうことについて。この問題は最高評価に関してだけで言えば昨年までのR-1やM-1、今年のKOCで感じた流れであり、逆に去年までのKOCと今年のR-1は感じなかった。最高評価以外ならば、コントレジェンド審査時代は割れない、松本+歴代キング審査は割れまくってた印象がある。
だが、この個人的感覚が本当に正しいのか?はっきり言ってKOCは毎年審査員考察をした上で感じたことなので省略するが、M-1は分からない。
そこで、休止前のM-1(2001~2010)と復活後のM-1(2015~2023)で、ファーストラウンド1位通過組の最高評価率を比べてみようと考えた。
まず、その結果がこちら。
休止前 72.9%
2001 4/7(中川家)
2002 4/7(フットボールアワー)*
2003 4/7(フットボールアワー)
2004 7/7(アンタッチャブル)
2005 5/7(ブラックマヨネーズ)
2006 7/7(チュートリアル)
2007 4/7(サンドウィッチマン)
2008 5/7(オードリー)*
2009 7/7(笑い飯)*
2010 5/7(パンクブーブー)*
復活後 63.5%
2015 6/9(ジャルジャル)*
2016 4/5(銀シャリ)
2017 3/7(和牛)*
2018 4/7(霜降り明星)
2019 7/7(ミルクボーイ)
2020 3/7(おいでやすこが)*
2021 6/7(オズワルド)*
2022 3/7(さや香)*
2023 4/7(さや香)*
※カッコ横の*印はその年の優勝を逃した組。
やっぱり下がっていた。休止前はどの組も絶対過半数は超えていたが、復活後は、和牛、おいでやすこが、1回目のさや香は3/7。更にその3組は結果的に優勝を逃しているのはなかなか興味深い結果。
加えて、最終決戦進出組内での最高評価率(同点での最高評価含む)も、休止前は75.7%に対して復活後は69.8%。だが、復活前は中川家が1増のみだったのに対して、和牛と2回目のさや香が1増、1回目のさや香に至っては2増だったことから、4位以下の組でも最高評価をされる可能性は上昇していると言えるかもしれない。
また、ファーストラウンド1位通過組の平均順位も調べたが、
休止前 1.44位(101/70)
2001 1.87位(13/7)
2002 1.57位(11/7)
2003 1.43位(10/7)
2004 1.00位(7/7)
2005 1.43位(10/7)
2006 1.00位(7/7)
2007 1.71位(12/7)
2008 2.14位(15/7)
2009 1.00位(7/7)
2010 1.29位(9/7)
復活後 1.84位(116/63)
2015 2.22位(20/9)
2016 1.40位(7/5)
2017 2.29位(16/7)
2018 1.71位(12/7)
2019 1.00位(7/7)
2020 1.86位(13/7)
2021 1.71位(12/7)
2022 2.00位(14/7)
2023 2.14位(15/7)
こちらに関しても休止前の方が低い数値となった。特に休止前に3回あった全員最高評価は復活後は1回のみとなっており、現在の方が審査が割れている印象がある。
ちなみに、KOCのファーストラウンド1位通過組最高評価率及び平均順位は
最高評価率
2015 4/5(ロッチ)
2016 2/5(ジャングルポケット・ライス両者共に)
2017 3/5(にゃんこスター)
2018 4/5(チョコレートプラネット)
2019 4/5(どぶろっく)
2020 5/5(ジャルジャル)
2021 5/5(空気階段)
2022 4/5(ビスケットブラザーズ)
2023 5/5(サルゴリラ)
2024 2/5(ファイヤーサンダー)
平均順位
2015 1.2位
2016 1.6位(両者共に)
2017 2位
2018 1.2位
2019 1.2位
2020 1位
2021 1位
2022 1.4位
2023 1位
2024 3位
という結果に。KOCはこれまで2016,17年を除いて基本的にはほとんど割れることがなかったのだが、今年は過去最大レベルで割れる形になってしまっていることが伺える。
新たな評価基準
だが、このように評価が割れてしまう状況が続いた場合、優勝者も批判の的になる可能性が高まるし、惜しくも優勝を逃した組も優勝していないことで評価されない可能性もある。
そこで、優勝していなくても賞レース猛者として評価される基準を複数作ってみた。
まず、1つ目は複数回の1位通過経験者。2つ目は複数回の3位以内経験者。3つ目は3回以上の決勝進出経験かつ1位通過経験者。この3つの基準を満たすにはいずれも複数回の決勝進出が必須であり、かつ必ず3位以内を経験する必要もある。この基準ならば優勝こそしていなくても、賞レースで好成績を残した言えるだろう。
ちなみに、M-1及びTHE MANZAIやKOC、R-1でこの3つの基準を満たす組は
1 複数回の1位通過経験者
・漫才大会
さや香(2)
・KOC
該当者無し
・R-1
ZAZY(2)
2 複数回の3位以内経験者
・漫才大会
麒麟(3)
ナイツ(2)
千鳥(3)
和牛(3)
ジャルジャル(2)
さや香(2)
・KOC
さらば青春の光(2)
チョコレートプラネット(2)
・R-1
エハラマサヒロ(2)
徳井義実(2)
ZAZY(2)
吉住(2)
3 3回以上の決勝進出かつ1位通過経験者
・漫才大会
和牛(1-6)
ジャルジャル(1-4)
オズワルド(1-4)
さや香(2-3)
・KOC
ロッチ(1-3)
ジャングルポケット(1-4)
チョコレートプラネット(1-3)
・R-1
ルシファー吉岡(1-6)
※1のカッコ内は1位通過経験回数、2のカッコ内は3位以内経験回数、3のカッコ内は左から1位通過回数-決勝進出回数。
簡単にまとめると、漫才大会では、さや香・麒麟・ナイツ・千鳥・和牛・ジャルジャル・オズワルドの7組、KOCでは、さらば青春の光・チョコレートプラネット・ロッチ・ジャングルポケットの4組、R-1では、ZAZY・エハラマサヒロ・徳井義実・吉住・ルシファー吉岡の5名。こうして見るとそうそうたるメンツになっている。
その他、特例として作った基準は、その大会の審査員経験者(3位以内経験or5回以上の決勝進出経験or審査委員長席経験者)と、他の賞レースでの優勝かつ3位以内経験者。また、2本合計得点で争われるKOCでは、その年の最高得点者も特例に加えていいと考えた。
ちなみに、M-1及びTHE MANZAIやKOC、R-1でこの3つの基準を満たす組は
審査員経験者
・漫才大会
ナイツ(塙 2018~)
・KOC
バナナマン(両方 2015~2020)
・R-1
陣内智則(2018~)
友近(2019~2021)
バカリズム(2022~)
他の賞レース優勝かつ3位以内
・漫才大会
かまいたち
・KOC
サンドウィッチマン
・R-1
徳井義実
その年の最高得点
・KOC
バナナマン(2008)
ピース(2010)
ロッチ(2015)
チョコレートプラネット(2018)
ファイヤーサンダー(2024)
こちらも簡単にまとめると、1~3の該当者以外では、漫才大会ではかまいたち、KOCでは、バナナマン・サンドウィッチマン・ピース・ファイヤーサンダーの4組、R-1では陣内智則・友近・バカリズムの3名が該当する。
だが、この基準で最も大事なのは、優勝した人達が素晴らしいという前提条件の上で成り立つ基準であるということ。この基準を満たす組が優勝した組よりも凄い訳ではない。この基準は優勝とは別ベクトルでの凄さであることを理解した上で評価していただきたい。
その他の課題
そして、今大会で多く見受けられた意見としては、ファイナルステージ進出組を3→5組に増やして欲しいというもの。放送時間の30分拡大決定時、や団の結果を受けて更に見受けられるようになった意見だが、ここに関しては熟考の余地があると考える。以前の自分(2020年)もファイナルステージの増組を提案したが、翌2021年の大会視聴後、ファイナルステージを増組して欲しいとは思わなかった。
その理由としては、3位と4位の点差が挙げられる。2015年以降、4点→13点→3点→1点→0点(決選投票)→1点と推移してきた。また、2021年以降は9点→4点→2点→1点となっている。1→0→1と推移していた2018~2020まではファイナルステージを5組にするべきだと考えていたが、松本+歴代キング時代の3年間では全く考えなかったのは、自分の意見は単なる結果論で変わっているだけだからだと考えたためである。(もちろん他の人は確固たる考えや意見を持っている人だということも尊重しています)
加えて、ファイナルステージが5組で繰り広げられた2015~2017の3年間、4位5位通過の組でトップ3入りしたのはゼロ。その他の面でも、2015のジャンポケや2017のアンガールズが幅を見せることに成功した以外はこのチャンスをあまり活かしきれてはいないといった印象。
更に、KOCは準決勝で2ネタ披露かつ決勝戦で準決勝と同じネタを披露しなければならないというルールが存在する。そのため、決勝進出組のうち決勝戦で1本しか披露していない組は、翌年の準決勝に前年の決勝で披露出来なかったネタをスライドさせる戦法がベターとなっている。今年のKOCでは、ファイサンとラブレの1本目はいずれも昨年の準決勝で披露したコント。このルールが大会のレベル向上に貢献している側面もあるが、一方で、隠れた名作コントが日の目を浴びられないという側面もある。また、ファイナリストだけでなく、セミファイナリストの傑作ネタも敗者復活のないKOCでは日の目を浴びることが出来ない。現状では、チャップリンやドリーム東西などのネタ番組や特番、ABCやツギクルなどの中小規模の賞レースで供養するのがよく見受けられる。
そこで自分は、キングオブコントプレゼンツで傑作ネタ供養特番を放送すれば良いと考える。昨年まで3年連続で放送されてきたKOCの会が自然消滅した今、春頃のコント特番としてファイナリスト・セミファイナリストの準決勝供養ネタ特番というのは面白そう。尺が足りなければ歴代キングがネタを披露する時間を設ければ良いだろうし。ただ、テレビ、しかもゴールデンで放送するということは、そのネタをKOC決勝で披露する可能性は99.9%絶たれるため、芸人自身がそれでも良いというネタしか披露させてはいけないことは前提条件にしなければならない。(面白いからといって芸人側が温存したいというネタを強引にやらせようとするなということ)
でもよく考えたらこのネタ特番って、THE CONTEがやろうと思えばすぐ出来るフォーマットなんですよね。THE MANZAIと比較すると毎回実績不足が何組か紛れてる印象のあったTHE CONTEだが、それならいっそのこと、歴代キングや猛者達の最新コント披露という部分と今回のダウ90000のような準決勝敗退コント供養という部分のバランスを上手いことやれば全然自分としては満足のいく番組になりそう。(半々ぐらいがちょうど良いかも)しかも、審査員を務める飯塚と山内にネタを見て貰えるし。
総括
自分の思いをこのnoteにぶつけたらここまで長文になったの、自分でもびっくりしてます。ただ、素人の目からみてもそれぐらいキングオブコント及びコントというコンテンツは更なる発展を望めるコンテンツであるからこそだと思う。最後にはなるが、来年以降のキングオブコントがより良い大会になることを願って。