二次創作から考えるアニメ・漫画・ゲームの盛り上がり具合
自分が学生だった頃にニコニコ動画が誕生してそこでアイドルマスター(アイマス)、東方、艦これが流行ったことを記憶している。なんとなく自分の中でその三つは御三家的なものだと認識していた。
そして、その御三家的なものに近づいているのがブルーアーカイブ(ブルアカ)とウマ娘ではないかと感じている。
1:ファンアート
まずはその作品のファンアートが盛り上がりの第一歩ではないかと思う。好きだから自分で描いてその好きという気持ちを表現するというものである。
2:エロ
何らかの作品が人気が出始めると性欲と商魂でエロ同人が増えてくる。不健全ではあるがこれも盛り上がる要素でもある。
ただし、ウマ娘は例外的にエロが厳しく制限はされている(とはいえ完全に制限されているわけでもないようだが)
3:本来はコラボしていないものと掛け合わせてみる
これはどういうことなのかというと次のようになる。かつてニコニコ動画でニコマス教養動画みたいなのが流行った時期があった。これはざっくり言ってしまえばアイドルマスターのキャラクターに色々なものを解説させるというものである。例えば酷道の紹介をさせたりだとか、もし野球選手になったらというifストーリー・架空戦記ものなどもあった。
MMDを用いて踊らせたり公式にはないオリジナルのストーリーを演じさせたりするのもこのジャンルに入るかもしれない。
ニコニコ動画では大元の許可を得ずに3から始まってそれが盛り上がることもある。創◯、淫夢、レスリングといったニコニコ村という村の中での内輪ノリみたいな類とでもいった感じのあのジャンルである。
番外編:公式コラボ
最近では公式が3みたいなことをやる場合もある。奇抜さや面白さがあれば「公式が病気」と褒められスベったら寒い空気になることもある。
とはいえ時代は変わってきているのでこの三段階ではない形の新しい二次創作で人気が出ている作品もあるかも知れない。ただ、自分が時代の波についていくのがしんどい懐古老人なのでそれが何なのかは分からないが。
余談だが今回御三家(と思っている)作品は全盛期こそ過ぎたが安定飛行しているような感もある。急激にオワコン化はせずいい感じでベテランと新規がうまくやっている感じとでも言うのだろうか。ウマ娘やブルアカがどこまで御三家に近づけるのかは少し気になる。