
あなたの癒しは家系全体の癒しとなる
相談の入り口は、ご本人の生きづらさ。
でも、セッションを重ねていくうちに、それは家系の連鎖によるものだと分かるようになります。
特に女性は「お母さんとの関係」で癒されていない部分があると、生きづらさに繋がっています。
最初は、「本当は、こうして欲しかった。」「こういうことは言われたくなかった。」という不満、怒りが前面に出てきますが。
過去の自分にしっかり寄り添い、その時の自分の気持ちを理解できると、余裕が生まれ、その時のお母さんの心情・背景に思いを馳せるようになります。
すると、「そうか、お母さんも私と同じ苦しみを味わっていたかもしれないな。」という理解に繋がり、許しが徐々に生まれてきます。
もちろん、理解したから即感謝となるわけではないし、そんなに無理に「感謝」に持っていかなくてもいいと思っています。
その方がここまで生きづらさを感じてきたのは、その方にしか分からないし、過去の自分がからしたら、
「そんなに簡単に理解できてたまるか!許してたまるか!」
という心情もあるのです。
だから、焦らず徐々に癒されていくのを待っている。
それくらいの気持ちでいるのが無理がないなと感じています。
心の余裕は大事
余裕がないと、「許す」とか「感謝」なんて気持ちにはとてもなれない。
そんな時に、自己啓発系の本で
「親への感謝が大事ですよ。」
なんて書かれていると、できていない自分をさらに自分を責めてしまうので逆効果。
むしろ、「感謝なんてしなくても大丈夫ですよ。」くらいにいると、余裕が生まれて結果的に「おかげさま」「感謝」の心が育ってくるので。
本当、大丈夫です○
あなたの生きづらさはお母さんの生きづらさ
人が人を育てる以上。育ててくれた人に影響されるのは当然のこと。
未熟なまま母になるのですから、育てている過程で至らぬところがあるのも当然。
そう思えるようになると、自分自身の子育てにも余裕が生まれて、この余裕が結果的によい方向に進めてくれるものです。
お母さんの余裕のなさは、あなたにとっては「冷たい対応」になっていたかもしれないし、だからと言って、「本当はこうして欲しかった」という気持ちを無理になかったことになどしなくていいのです。
ただ、そうだったのだなと寄り添いマルをつけること。
自分を理解できると、親のことも理解できるようになります。
自分を許せると、親のことも許せるようになります。
自分のこれまでを認めて感謝できると、親の人生に対しても認めて感謝できるようになります。
全部繋がっているのです。
だから、親への不満があっても親を変えようとしないこと。
自分をまず癒すこと。
自分が何に悲しみ、何に寂しさを感じていたのかを知り、今のあなたが小さい時の自分を癒すこと。
これだけで、自然と親も癒されてしまうのです。
急にお母さんが優しくなった
クライアントさんからよく報告受けるのが、セッションを通して自分を認めて癒しているうちに、「急にお母さんが優しくなった。」というもの。
これはお母さんに限らず、お父さんや兄弟、夫、子供がという時もあります。
すべては繋がっているので、こちらの周波数が変われば相手も変わってしまうのです。
令和5年のあなたにつながるまで、数えきれないほどの人たちが命を繋いできました。
当然、癒されないままなくなった方もいるでしょう。
恨みつらみを抱えたまま生きている方もいるでしょう。
私たちがやれることは。
「恨み、つらみ、許せない」という連鎖をおわマルにすること。
あなたが自分を癒すことは、あなたから始まる命のケアにつながっていきます。
家系につながるスピリチュアルペインのケア。
そんな気持ちで、私はセッションをさせていただいています。