右脳派さんの仕事の作り方

昨日、ビジネススクールの仲間と食事をしていてこんな話になった。

「女性って自分の内側を掘っていって、そこから仕事を作る方が向いているよね」

女性でも左脳が強い人もいるし、男性でも右脳タイプの人がいるので「女性は」と言い切れないのだけど・・・

日頃、女性たちの相談に乗ったりサポートをさせていただいて感じていることは、

「左脳的に仕事を作ろうとして行き詰まっている」

ということ。

左脳的に仕事を作るとは？

社会→自分

のベクトルで考えること。

社会全体の流れや社会のニーズから求められそうなものを探して、そこに自分を合わせに行く考え。

男性（左脳型さん）は、この流れで考えるのが得意。

例）

インスタが流行っている

↓

リール動画編集に困っている人がいる

↓

リール動画編集を学んで仕事にしよう！

の順番で考えて仕事を作るタイプ。

興味があるとか、自分が探求してきたこととかに関係なく、単に市場ニーズがあるし、求められるし、売り上げも上がるから。

と、まるでゲームを楽しむように進んでいけるタイプ。

成果（数字や金額）が、ガソリンになる。

男性（左脳優位の方々）の講師の起業塾やコンサルは、この思考がベースになっているので、女性（右脳優位の方々）がそこで学んで実践しようとすると、どこかで行き詰まることになる。

右脳的に仕事を作るとは

逆に右脳型さんは、

自分→社会

のベクトルで考える。

自分が大切にしたいことや想い、自分の興味関心をベースにして、社会が求めるものに形を合わせにいく。

例）

生きるとは？人の心とは？という自己探求が好き

↓
それで私は生きるのが楽になった、自分を好きになれた

↓
同じような人を助けたい

↓
商品づくり

みたいな順番で仕事を作って行く。

まず自分をしっかり深掘りしてから、社会に提案・提供して行くので、時間はかかるけど「ついついやってしまうこと」なので長続きする。

ガソリンは、大切なものを大切にできている喜びや人への想い。

人が幸せになっていくことに喜びを感じて、それがガソリンになる。

情熱の源泉が枯れることはない。

左脳型：結果までの時間が早い→市場の状況が変われば自分がやることも変わる

右脳型：結果まで時間はかかる→市場の変化に左右されず継続的に続けることができる

結局的には、同じことに取り組むことになる

左脳型さんは、最終的に自分は何のためにこの仕事をするのだろう？という自己探求に入ることになるし、右脳型さんは、最終的は社会や他者が求めていることを追求する必要がでてくる。

結果的にはどっちから考えるかの違いで、長い目で考えるとやることは同じだったりするのだけど・・・

もしあなたが右脳型で、自分の内側から社会に対して仕事を作って行くのが合っている人なのに、左脳型の起業塾やコンサルで行き詰まっているのであれば、一度自己探求から始めてみる方法もあると知ってほしい。

想いを大切にして、じっくり丁寧に人生や仕事を構築したい方におすすめ。

私は、医療ソーシャルワーカー時代に感じた「人生の終わりにマルと思える人を増やしたい」という想いを軸にコーチとして仕事を作り、現在まで9年継続できている。

右脳型人間でも、仕事は作ることができる！と今は言い切れる。

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