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【みんなのスピリチュアルケア】緩和ケアだけじゃない。生きる人すべてに必要なんだ!


「私がしていたことは、スピリチュアルケアだったのだ。」


そこに気づけた時、
なんとも言えない喜びが湧き上がってきた。



自分がしていることに近い言葉が見つかった時の、ハマった感じ。
ほっとした感じ。
そして、過去と今と未来が一気に繋がり世界が広がる感じ。
とにかく、嬉しかった。


「スピリチュアルケア」という言葉を知ったのは、いつだったのだろう?

覚えていない・・・

医療ソーシャルワーカーだった私にとって、気づいた時には馴染みのある言葉になっていたし、とても興味関心が高いものになっていた。

そして、私の中で、とても大切なものとして存在し続けていた。



閉じ込めてしまった大切なもの


ライフコーチとして独立して7年。

終わりにマルと思える生き方サポート=「おわまる」をコンセプトに掲げてから4年。

なぜ、今「スピリチュアルケア」が私の中に湧き上がってきたのか。

おそらくこれこそが、自分に対してやり続けてきた「スピリチュアルケア」の成果だ。


自分にマルをつけ続けると、自分のスピリチュアルな部分と繋がりを取り戻す。

そして、自然な形で本当は大切にしたいものが浮き上がってくる。



この人生で大切にしたいけど、置き去りにしていたもの。

それをもう一度受け取る時にきたのだ。


スピリチュアルケアとは・・・


終末期医療で大切にされている「スピリチュアル・ケア」というケアのあり方。

スピリチュアルケアspiritual care)とは、「生きがいを持ちやすい人生観」への転換を推奨し、人生のあらゆる事象に価値を見出すよう導くことにより、人間のスピリチュアルな要素(心あるいは魂)の健全性を守ることである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典:ウィキペディア(Wikipedia)

人は病気になった時に、

「なぜ、自分が病気になったのか」
「私が生きてきた人生にどんな価値があったのか」
「人生にどんな意味があったのか」


そんな答えが簡単には出せないような問いが生まれ、意味づけができないという苦痛を抱えることになる。

いわば、
魂の痛み。
見えない痛み、
その人にしかわかり得ない痛み。

それが、スピリチュアルペイン。

そのスピリチュアルペインに対してのケアが、スピリチュアルケア。




ホスピスでは、宗教家がケアを行うと言われており、
キリスト教の病院では、チャプレン。
仏教系の病院では、僧侶が担当されると言われている。


痛みは大きく4つに分類される


①身体的苦痛(病気からくる痛みなど)

②社会的苦痛(経済面、仕事上、家庭内の問題)

③心理的苦痛(苛立ち、怒り、不安など)

④スピリチュアルな苦痛(生きる意味への問い、死への恐れなど)

これらすべてが影響し合う痛みは、全人的苦痛(トータルペイン)と呼ばれている。

私がしていたソーシャルワーカーは、主に②を担当する。

だからこそ、いつの間にか④のスピリチュアルケアを担当外にしてしまったのだ。

自分が関わってはいけないもの。
語ってはいけないもの。

と線引きし、大切にしたいものだからこそ奥の方へと閉じ込めてしまった(無意識で)。

おそらく、私の内側でそんなことが起こっていたのではないか、と思う。


スピリチュアルケアって、医療だけのものではない


「なんのために生きているのか?」
「私が本当にすべきことってなんだろうか?」
「私はどうしたいのか?」

そんな、答えがすぐに出ない問いは、別にターミナル期にある人だけに起こるものではない。

今、多くの人がこの悩みを抱えている。

答えが出ないことはストレスだ。

そして、スッキリしない、なんだか分からない痛み(スピリチュアルな痛み)を持ち続けることになる。



大切にしたいものを大切にできない環境(仕事や家庭など)にいると、なおさらスピリチュアルペインを持ち続けることになる。

自分という存在を大切にできていないという痛み。


私のところに相談に来られる方は、
顕在意識では自覚されていない、けれど潜在意識では感じている「スピリチュアルペイン」をどうにかしたくて、来られていたのだ。


もしかしたら、あなたにもスピリチュアルケアが必要かもしれない。


自分の言葉にできなかった悩みを「精神的な痛み(スピリチュアルペイン)」と捉えてみると、どんな気持ちになるだろうか?

痛みがあるということは、ケアが必要だということだ。

自分に精神的なケアが必要だったなんて、受け入れられないだろうか?


私のところには、「自分らしい生き方を実現したい」という目的で来られる方も多い。

ところが、ほとんどの人が痛みを抱えているケアが必要な状態にいる。

無自覚だけど。


自分を至らなさを許すことができない。
自分の辛さを我慢し突じ込めている。等

苦しんでいる自分を認めて、許して、受け入れ、寄り添うことをし続けているうちに、少しずつエネルギーが戻ってくる。

そして、

私のように少しずつ、「これこそが自分がやるべきことではないか?」という人生の目的みたいなものを掴んでいく。


そんな生き方をしている人は、内側から光を発する。

眩しいほど輝く。


それこそが、終わりにマルと思える生き方サポートで目指しているところなのだ。


全ての人に「スピリチュアルケア」が必要


私の親友でもあり、おわまるを一緒に広げている仲間であるみぃちゃんも、

先日、私の話を聞いて、

「そっか、私が受けてきたのって、スピリチュアルケアだったんだ!」

と納得していた。



誰にも言えないような、自分だけが抱えているモヤモヤした悩み。

それはスピリチュアルペインで、今、あなたに必要なのはスピリチュアルケアかもしれない。

そんなことを話したくなった。
感じたこと語り合う場を作りたくなった。

そして、私はすぐに講演会を企画。


ありがたいことに、「関心がある」という方が集まってきてくださっている。


私が今話すことも完全ではない。

もしかしたら、ズレていることもあるかもしれない。


でも、想いは外に出してみないと分からない。

人と語り合ってみないと分からない。


だから、私は、まずは「出す」ことにした。



7日間の予定で、
おわまる研究所のブログで、みぃちゃんのライフストーリーを題材に「スピリチュアルケア」について考えをまとめていく予定です。


8月12日(金)、1回目をUPしました!



8月21日(日)には、オンライン講演会を開催します。ぜひご参加ください。


全ての人に「スピリチュアルケア」の考え方を。

今、できることから始めていきます。

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