【VOL.15】「迷子」になった理由と抜け出し方
今朝のセッションでは、
1年ほどサポートさせていただいたクライアントさんと共に、
「ようやく辿り着いた!」
と喜び合う時間となりました。
辿り着いたのは、
「自分の世界観の言語化」
世界観とは、魂が望んでいる世界。
それを創るために、それを体験するために、
私たちは生まれてきているのではないか。
と私は思っています。
私のプログラムでは必ず、
ご自身の世界観を明らかにしていただき、その世界を生きる自分にキャッチコピーをつけていただきます。それを最終回に発表します。
なぜ、世界観を言語化するのか?
魂が望んでいる世界が明らかになると、ものすごくパワーが湧いてくるから
何があっても諦めず進んでいくことができるようになります。
何より、自分が目指す世界に歩んでいる実感は喜びです。
私にとって、それが「おわまる」でした。
世界観なんて言語化したことがない人がほとんど
自分が望んでいる世界観を言語化したり、自分の役割を設定するなど学校では学びませんよね。
だから、最初は大変です。
でも、分かるところからでもいいので、これかな?と思うところを言語化していくと、ある時、「これこそ、私が目指している世界だ」というところにたどり着きます。
これは繰り返し、しぶとくやるしかない。
温泉の掘削作業みたいなものです。
私たちの意識も、温泉の源泉のようなもの。
地中に埋まっている「あるはずのもの」に向かって、掘って掘って掘っていくと、ある時たどり着くのです。
そこにたどり着くと、
自分でも分かるほど、パワーが生まれてきます。
頭で考えていた時とは違う軽やかさで、
「これならできそう!」
という感覚になります。
その源泉こそ、この人生でやりたいこと、体験したいことなのです。
魂の目的を忘れてしまっているだけ
私たちはこの現実の社会で生きるために、
いろんなことを覚えていく必要があります。
そのことを最優先でやっているうちに、
私たちの意識は、
魂の目的から離れていきます。
でも、ある時点(年齢もバラバラですが後半に入る頃)にくると、
「このままでいいの?」
「人生終わっちゃうよ」
という焦りのようなメッセージを感じるようになります。
何かやり残していることがあるような。
何かここではないような、
大事なことが見つかっていないような。
そんな感じ。
人生の迷子状態
この人生でやりたいことがあってそのために生まれてきたのに、
「どこに向かっていたのか?」
迷子状態になります。
今日のクライアントさんも随分と長い年数、
いろんな講座に行ったり、セッションを受けたり、
自分で自問したり書き出したり、努力を重ねていました。
「必ず、私にはこの人生でやることがある。」
そう深いところで信じていたからこそ、探し続けてこれたのでしょう。
そして、ようやく、その努力が実を結び、
今日、ご自身の感覚に近い世界観を言語化できたのです。
その納得感のある嬉しい顔に、こちらまで嬉しくなりました。
迷子状態から抜け出すには
どこか向かうところがある気がするけど、
それが何かが分からなくなっている。
もっと、自分を活かした生き方がある気がするけど、
自分って何?と分からなくなっている。
という方は、
「前半人生で、一生懸命この世界に合わせて生きてきたから、分からなくなっているのだ」
ということを認めてください。
ここまでの自分に◯です。
分からなくなっているだけだから、
ちゃんとやるべきことをやれば、
その源泉にたどり着くことはできる。
そのことを信じてください。
人との比較ではなく、自分の感覚を信じて進むこと
先日、ある論文で、
「自己選択が、幸福感に繋がる」
ということを読みました。
本当にそうだと思います。
自分がどんな世界で生きたいのか?
そんな世界で生きるために、自分には何ができるのか?
自分で考え、自分で結論をだし、
自分の足で、そこに向かっていく。
そのプロセスが、人生の幸福感を高めるのです。
「これこそが、私が歩みたい人生だ。」
と実感を持ちながら生きることができたら、
人生の終わりに◯と思えるはずですよね。
あなたが深いところで感じている、
大切な世界観。
この人生の目的を明確にして、迷子状態から抜け出していきましょう。
それでは、また!