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公任に学ぶ歌論2025/01/05
元気になったヨ〜ン。いやあ、体調を崩すと普段いかに元気かがわかる。でもコロナから復活した後ずっと咳と鼻詰まりが残っていていつもの美声が響かない。ヒエ〜ン。カラオケで気分よく歌いたいヨォ〜。
年末年始は忙しい気分にとらわれて短歌を作っていなかった。改めて短歌の作り方を知ろうと思って文学フリマで買った笹公人「シン・短歌入門」を読んだ。その中に、
藤原公任が『新撰髄脳』の中で、上の句で風景を表現し、下の句で自分の心を述べるのが歌の基本的な形であると説いています。
とあった。新撰髄脳というのは平安中期の歌論書で、藤原公任というのは「光る君へ」でもお馴染みの歌の名手。公卿の仕事を早めにリタイアして「俺はこれからは歌詠んで暮らす」みたいなことを言っていた。それくらい和歌が好きなんだな。
好きな物が上手っていうのは良いよね。好きこそ物の上手なれって言うけど、好きだからというだけではなかなか上手にならないからさ。好きだから続けられてそれが上達に繋がるっていうこともよく聞くけどさ。上達を目標に趣味をやるのはつらいかもって思うのさ。短歌は上手くなりたいけどね!ガハハ!
閑話休題。短歌は五七五七七のリズムで区切られて、最初の五七五を上の句(上の三句)、後の七七を下の句と呼ぶらしい。笹公人は公任の言う基本形を「三句切れ景・心セット」と名付けている。そして五七で内面(心)、五七五で場面(風景)というパターンももちろんアリとのこと。へえ〜。ただしその2つだけで戦うのは球種がストレートしかないピッチャーみたいなものだから増やしていけるといいよね、だそうです。は〜い。
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noteで人の日記を読んでいたら夫からそのURLが送られてきて「今読んでる!」とキャッキャした。2人とも知らず知らずのうちに同じ人をフォローしていたらしい。面白いネ。
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今日から2025年の大河「べらぼう」が始まった。江戸時代中期のメディア王と呼ばれた蔦屋重三郎(蔦重)という人の話。馬鹿だから裸の女性の死体が出てきたシーンで(お尻が丸出しだ…)と変に緊張した。蔦重がすぐ着物を掛けてくれたから安心した。顔をカメラに向けた状態で蔦重が長台詞を喋る間動かずにいるのを見て、死体役というのは本当に大変だと思った。
これはネタバレだから嫌な人は読み飛ばしてください。江戸時代の話だから人死なないと思ってたけど初回から重要人物含めて4人死んだ。はあ。
まあ横浜流星さんのまつ毛の上向き加減すごいから今まで大河見たことない人も一回一緒に見よう。
前に出るキャラじゃないしと言ったけどほんとは光るギター持ってる
また明日。