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ひとり咲き。
LIDET UWFで、井土選手との対戦がSNSで発表されました。
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井土選手はGLEATで若きエースと期待されている選手。
試合でも、その片鱗を見せていた。
期待は高鳴る。
シフトのお休み希望が通り、チケット購入へ。
青木真也選手の試合を楽しみに頑張っていた。
だが、一寸先はハプニング。
試合一週間前に職場の先輩から風邪をうつされてしまったのだ。
絶望。
熱は無いのだが咳・鼻水・痰がひどい。
内科と耳鼻咽喉科の二つをかけもちして検査してもらう。
どちらも陰性だった。
だが、風邪からのウィルスによって、鼻に膿が溜まって、咳や鼻水・痰が出るとの事。
お仕事しながら、薬を飲んで一生懸命に治した。
勤務明けの日は、安静にしていた。
咳も落ち着いてきた。
何とか病院からも東京行きのGOサインをいただいた。
良かった。
5日の朝から6日の朝まで働いた。
終わった。
さぁ、東京へ!
家に帰って、用意して、バスで淡路島から新神戸駅へ。
そこから新幹線で東京へ。
ずっと食欲がなかったがお弁当を食べる。
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すべては、プロレスの為に。
東京に着き、ホテルでチェックイン。
この日は、休養日にあてました。
次の日、体調バッチリ!
よく寝た。
夕方になり、新宿へ。
着いた。
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会場へ入る。
何度も、青木選手の応援の為に来ている新宿FACE。
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初めてのカウンター席。
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見やすい!これは良い!
試合が始まる。
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入場式を終えての試合開始。
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青木選手と井土選手は第3試合目だった。
メインだと思っていたから逆にビックリした。
青木選手の入場!
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井土選手の入場。
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井土選手が握手を拒否して試合開始。
良いぞ!
ここからは、是非見ていただきたいのです。
井土選手の打撃の攻めを、青木選手は頑なガードで攻撃をブロックしていた。
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井土選手のビンタもノーガードで打ってこい!と顔を出す。
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初エスケープは、青木選手の肩固めからだった。
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それが良かった。
青木選手の変形の足攻めで、井土選手が苦しむ。
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ここでも井土選手のビンタの連続にも青木選手は付き合わなかった。
良いぞ!
だが、井土選手のローキックとヒザの猛攻により、青木選手がダウンの連続。
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井土選手の反撃が始まった。
だが、青木選手の試合当初からのヒザのこだわりが良いアクセントになっていた。
そこから、井土選手の必殺のジャーマンへ!
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エスケープポイントを奪われても、阻止する青木選手。
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だが、ぶっこ抜く井土選手!
青木選手が弱点とされているジャーマンへ!
青木選手危うし!
井土選手は改めてバックを奪う。
そこからの、フジワラ・アームバー!
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逆転勝ち!
青木選手が勝った!もう脇固めが青木選手の必殺技となっている。
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良い試合だった。
青木選手が作られていた。それがわかります。
青木選手のグータッチも拒否する井土選手。
良いぞ!
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青木選手が常に言う『強さ』と『闘い』だが、僕には今回の試合は『強さ』が全面に押し出されていた。
やられたらおしまいなのだ。
だから『闘う』のだ。
青木選手は、対戦相手と共の自分自身とも闘われているのだ。
そして『理屈』があったのだ。
大事なのは、それだ。
僕は満足だった。
良い意味で、歯車が噛み合っていた。
綺麗過ぎる部分もあったが、それ以上に試合がスイングした。
だからこそ『我』と『エゴ』は違うのだ。
遠慮する事はないのだ。
自己満足だけで終わっちゃダメなのだ。
僕は、会場を後にした。
青木選手のファンの方が、お店に連れて行ってくださり、食事をご馳走になった。
ありがたし。
ホテルに帰ってきたのが、0時過ぎだった。
淡路島では0時まで出歩く事なんて無いんだから。
貴重な時間だった。
長い1日だった。
週プロモバイルで、青木選手のバックステージ・コメントを読む。
最高だ。
まさしくカシン・イズム。
次回の池本さんとの試合はもう始まっているのだ。
だからこそ、21日のGLEAT大阪大会が楽しみだ。
朝は、両国国技館に行った。
お別れなんかしない。
ずっと僕の胸の中にいてるんだから。
複雑な思いで会を見守っていた。
だが、青木真也選手の試合があるから僕は東京に来たんだ。
その日に開催されたから、お別れの会に参加した。
春の風が吹いていた。
寂しくなんかない。
僕は、青木選手に託してるんだから。
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『闘魂』を。
だから、僕はこれからも青木真也選手を応援するのだ。
青木選手が奏でるブルースを聴きたいから。