エオルゼア4都市流通経路
1.前提
エオルゼアでは、才能と時間のある者はエーテライト網を使うことで都市間を転送移動することができる。しかし、エーテライト網の利用は無料ではないし、身に付けられる物品のみが転送対象となっていると思われることから、依然として物資の流通は陸海空路を用いる必要がある。
今回はエオルゼア都市軍事同盟に加入する各国家およびその周辺地方の主要な流通路を調査し、陸路と海路を図示した。
2.流通経路図
黄色の破線が陸路、青色の破線が海路となっている。
3.要衝『リムサ・ロミンサ』
この4国に限定すると、唯一海に隔たれているリムサ・ロミンサが予想に反してアクセス可能な経路を多く有する。時代背景的にもエオルゼア地方への人類の流入は海路が主流であり、今後もこの地への入り口として機能し続けることが予想される。盛んに海路の開拓される可能性も高く、エオルゼアの物流のうち最も重要な拠点の1つだろう。
4.金砂の国『ウル・ダハ』
エオルゼア都市軍事同盟の加入国が3国だった頃、各国の流通の中心となっていたのがウル・ダハである。グリダニアとリムサ・ロミンサは流通経路が繋がっておらず、空路ではない限り2国間のやり取りには必ずウル・ダハを経由する必要がある。距離もさることながらウル・ダハの政治形態が複雑なこともあり、各国の謀略が蔓延る地として都市軍事同盟の中心かつ起点となっている。
5.森都『グリダニア』
経路図上は単純な土地に見えるが、その実最も他国との接点が多いのがグリダニアである。地方こそ他国に足を突っ込むが、クルザス中央高地を挟んでウル・ダハ、モードゥナ、イシュガルドと3つの地方に陸路で接している。今回は調査対象外として省いているが中央森林はギラバニア地方に接しており、現在は帝国に支配されていることから都市の目と鼻の先に最前線がある状態が続いている。近年都市軍事同盟に加入したイシュガルドにとってエオルゼア側とのアクセスの中継地点となることからも、この大陸の中心はグリダニアで間違いない。
6.その他
・モードゥナ
都市国家ではないが、冒険者が集まって居を構える街として活気があるコミュニティ。ザナラーンとクルザスの2地方だけでなく帝国の拠点にも面していることから、流通拠点としてもエオルゼア防衛拠点としても重要な地である。
・イシュガルド
帝国との戦争に直接参加はしてこなかったが、霊災の影響を大きく受けたクルザス地方の宗教国家。エオルゼアと接しているのはクルザス地方のみだが、その後方にはアバラシア、ドラヴァニアといった広大な土地・空域があり、エオルゼアとは異なる気候環境が育む動植物は鎖国政策もあいまってエオルゼアでは貴重であり、開国した現在でも需要が高い。
7.まとめ
各国ともに流通の要であることは自明であったが、図示してみるとエオルゼア同盟国内での要所であるウル・ダハと、エオルゼアの外側に面しているリムサ・ロミンサとグリダニア、と明確に分類することができた。なぜウル・ダハの政治が荒れがちなのか、なぜ難民受け入れを最も盛んに行っているのかなどの背景にはこのような立地的な要因が強いのかもしれない。
今後も新しい土地に赴いた際は、物流からその土地の特徴や課題、時代的背景を探っていく。
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