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絶対に日本語に訳したくない言葉 スキー旅行②

イギリス人×3・ドイツ人・ブラジル人・私の6人で週末に2泊3日のスキー旅行をした時の話です。

日本人以外と日本以外の地でスキーをするのは
初めてで、そんな状況に自分が今いることに
本当に感動し、とても幸せな気分になりました。

スキーの後はエアビに帰って夕食を作って、
みんなで楽しみながら食べました。

その後みんなでリビングで映画を観ました。

本当に楽しくて、特別で、曇りのない1日で
とっても幸せだったのですが、
こんな日のことを英語でどう表現すればいいのか
わからずにいました。
good dayは弱いし、
excellent dayもなんか違うし、
special dayだと特別な割にありきたりだし…。

私はイギリス人の1人と相部屋でした。
寝る前にその子が今日は楽しかったね、
と話し始めました。
そして最後にそのイギリス人の友達が
「Today was lovely day.(今日はlovely dayだった。)」
と言いました。

Lovely day…

この言葉の厳密な意味や日本語訳は
絶対に調べたくないと思いました。

なぜなら、私がその時感じていた
名前のない感情、そして記憶に、
その友達がLovelyという名前をくれたからです。こういう気持ちやこういう日のことを
lovelyというのか、と感覚で学んだのです。

今は私は日本に、その子はイギリスにいて
物理的には離れ離れです。

でも、今でも1日の終わりにスキー旅行の日と
同じような幸せな気持ちになった時に、
「あ、今日はlovely dayだったんだな」
と思うと同時に、あの時のことを
思い出します。

遠く離れていても、言葉はそれぞれの人生の中で生き続けるのがすごく面白いと感じた出来事でした。

本日もご覧頂きありがとうございました!

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