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【帰国後日記11/20】留学で学んだことは少数派として生きることの大変さかもしれないという話

カナダ留学中「唯一のアジア人」という
ポジションで他の学生達と集団行動することが
多かったのですが、その際
「マイノリティとして生きることの大変さ」
に悩んでいたのかもしれないと気付きました。

例えば、留学後半はヨーロッパや南米の留学生と一緒にいたけれど、そのみんなが知っていて聴いて楽しめる曲を私だけ全然知らない、とか、

よく晴れた日に「今日はいい日差しだわ〜」と
上着を脱いで日差しを浴び出す周りに対して、
出来ることなら焼けたくないから日陰を探す私、
その行動を不思議がられる違和感。

自分だけ周りと違う生き物として生まれて
しまったような気持ちになりました。

日本帰国後、留学前に所属していた
サークル活動に復帰して感じたのは
同じ文化を持つ者同士の
コミュニケーションの楽さ

でした。

自分が当たり前にする行動が
相手にとって奇妙に映ることがない。
自分も同じ生き物として生きることが
出来ている感覚です。

留学前は、海外でアジア人はアジア人のグループというように、同じ人種や国籍同士で固まりがちなことを不思議に思っていました。
しかし、今ならわかります。
似ている文化を持つ人間同士の方が
圧倒的に楽なのです。

それだけ自文化は自分の無意識と
深く結びついていて、
安心させてくれるものなのだと思いました。

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