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2024年シンガポール3泊4日家族旅行⑥安全な国だったか



はじめに (定型文)

2024年の夏、2歳の子どもを連れ3泊4日のシンガポール旅行に行ってきました。
初めての幼児を連れた海外旅行。
フライトや安全面など不安でいっぱいでしたが無事に帰国。
帰国後はなかなか疲れが抜けませんでしたが、家族で楽しい思い出を作ることができ、子どもの刺激にもなったようで行ってよかった!と思いました。

記事リスト

①準備編
②1日目:羽田→チャンギ。ベビーカーなくなる
③2日目:シンガポール動物園とショッピングモール
④3日目:ガーデンズバイザベイやオーチャードなど
⑤4日目:帰国日。Jewelと搭乗パニック
👉⑥安全な国だったか
⑦大人3名+小人1名でかかった総額費用
⑧ホテル「JWマリオットサウスビーチ」

シンガポールの治安について

シンガポールは日本と同じくらい安全な国らしいです。
外務省の危険度マップでも日本と同じ"白"でテロや誘拐事件も発生していません。

外務省の危険度マップ

法律で「公道にゴミを捨てると罰金」と細かい禁止事項が制定されており、外国人だからといって甘くなることもないそう。(2024年7月にシンガポールで強姦罪を犯した日本人が鞭打ちと17年の禁固刑になったことが話題になりました。日本もそれくらいやれ)
ゴミ捨てくらいかと思いきや、調べたらいっぱい。。以下は旅行前に調べて衝撃を受けたもの。

 1.ガム持ち込み禁止
 2.泥酔禁止
 3.電車内やプラットフォームでの飲食(ペットボトルでの水分補給もNG)
 
3つめは厳しすぎる~と思いました。
当初、空港からホテルへの移動はMRT(Mass Rapid Transit:シンガポールの地下鉄の名称)を使用する予定でしたが、水分補給が息子のタイミングでてきないことはストレスかなと思い、Grabにチェンジしました。
結果、GrabはMRTに比べると高いですが日本のタクシーより断然お安いので全然オッケーでした👌

Grabを利用するのが初めてだったので
「怖いドライバーだったらどうしよう・・・詐欺られたらどうしよう・・・」と不安に思ってたんですが。
実際のドライバーはすごく礼儀正しく、もちろん詐欺されることもありませんでした。むしろ日本のタクシー運ちゃんより、ちゃんとされてました。
車内で「日本人?シンガポールは初めて?」とか「お子さん目が大きいね」とか話しかけてくださるんですが、「い、yesyes!! 」や「Oh, Thank you...」しか返せませんでした。

Grabドライバーはみなさん車にチャイルドシートを常備しており、
毎回2歳の息子はしっかりシートベルトをされ安全に目的地まで輸送いただきました。

リトルインディアでの珍事件

事前にYouTubeを見ていて、リトルインディアのとある雑貨屋でプラナカンのティーカップが欲しく60代の実母を連れ(今回は私、夫、実母、2歳息子の4人)こちらの雑貨屋に行きました。

ちなみにリトルインディア自体はカラフルな壁画スポットやモスクなどある観光地で、インド系シンガポール人の方が多く住んでいる地域です。

リトルインディアの観光名所サルタン・モスク

ホテルからGrabまで移動し、お目当ての雑貨屋へ到着。

店内を見ていると、私たちの他には女性の店員さん、客であろう主婦の方が会話しているほか、おじいちゃんが1名いました。

お目当てのカップを見つけたので商品を手に持って、店員さんが空くのを近くで待っていました。

そこにおじいちゃんが一生懸命話しかけてきます。なんか言ってます。
「なんとかかんとかテンダラー…なんとかかんとかテンダラー..」。
部分的に聞き取れました。おじいちゃんは店員さんか。
商品はテンダラーか。

 私:「はい10ドル」

と現金を渡します。

 おじいちゃん:「(えマジで😳)」

おじいちゃん喜びと驚きの混ざった表情で現金を受け取ります。
また何か喋っています。

 私:「(何を言ってるのかサッパリ分からないぞ...)」

とりあえずおじいちゃんのキラキラの瞳を見つめ続けます。

後ろから女性の店員さんが「商品買う?」的な英語で話しかけてきました。

 私:「はい、これ下さい。お金おじいちゃんに払いました」
 店員:「え?」
 私:「ん?」

先ほどまで店員さんと話していた主婦の方が、ヒンドゥー語で店員さんに耳打ちします。主婦の方、おじいちゃんを呆れたような表情で見ています。
話し終わると、店員さんは「Ooooh😩」みたいなことを言って、おじいちゃんの手から雑に現金を奪います。

私はその一連の流れですべてを悟りました。
おじいちゃんは店員じゃなかったです。
ただの知らない爺でした。

女性の店員さんは、「まったく困ったもんだぜ…」みたいな表情でティーカップ包み始めてくれます。

私:「He is not a staff ? I thought he is a staff
   (彼は店員じゃない?店員だと思った)」(全力英語)

女性の店員さん、苦虫を噛んだような顔で「No~No~」と答えます。
包装されたティーカップとおつりを受け取ります。
おつりきた。10ドル未満だったようです。

お店を出た後、おじいちゃんは媚びを売る子どものような表情でしばらく付いてきて、色々話しかけてきました。言葉はわからなかったけど、申し訳なさそうに言い訳をしているような感じでした。

まとめ

今回の旅での体感安全度は100%でした。
リトルインディアのおじいちゃんに危うくテンダラー恵んでしまうところでしたが、危ないムードは全くなかったんですよね。

宿泊していたホテルはマリーナ地区(ビジネス街)で、21時頃に子どもを連れてショッピングモールに出かけたりしましたが、若者が喫茶店でお茶をしていたりと健全安全なムードでした。

積極的にデンジャラスな地域でデンジャラスなことをしない限り、安全な国なんだろうなと思いました(ただの観光客の感想ですが)。日本でも深夜に歌舞伎町を徘徊するのはデンジャラスですし・・・。


おじいちゃんとの思い出がつまったプラナカンティーカップ

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