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分離マージン vs クロスマージン

Overbitプラットフォームにおいての分離マージンポジションクロスマージンポジションの違いについての解説

Overbitでは、トレーダーはオープンした各ポジションに対して異なる2種類のマージン割り当てモード(分離マージンまたはクロスマージン)の利用ができます。これにより、トレーダーはリスクをより管理できるようになります。このガイドでは、分離マージンモードとクロスマージンモードの違いを説明していきます。

分離マージンとは?
分離マージンを利用して取引を行う場合には、ポジションを開くために使用される必須証拠金は、利用可能な残高および他のオープンポジションとは別途で保管されます。

分離マージンポジションにおいては、必須証拠金が維持証拠金を下回ると、そのポジションは自動的に清算されます。

分離マージンの活用は、投機的なポジションを開く際に有効です。トレーダーが失う可能性のある最大金額は、最初に設定した証拠金のみに制限されるので、トレーダーの利用可能な残高の資金には影響を及ぼさないためです。

分離マージンでの取引を開くことにより、トレーダーはクロスマージンでの取引と比較して、各々のポジションをより細かくコントロールする事ができます。その一方で、高いレバレッジの分離マージンポジションは、価格がわずかに変動しただけでも自動清算される可能性があります。

分離マージンポジションの例
ビットコイン(BTC)の価格が10,000USドルだとします。トレーダーは、Overbitのアカウントに0.1 BTCを保有していて、100倍のレバレッジで1 BTCのBTC/USDでロング(買い)の分離マージンポジションを開くことにしたとします。

このトレーダーの必須証拠金額は1 BTCの1%です。つまり、この分離マージンポジションを開くためには、必須証拠金として0.01 BTCを賭ける必要があります。

あくまでも上記の例は、分離マージンポジションで清算がどのように発生するかを簡単に解説するものであり、取引手数料や資金調達手数料などの他の手数料は考慮されていません。

OverbitのBTC/USDの維持証拠金が取引開始価格の0.5%である場合、トレーダーは維持証拠金として0.005 BTCの証拠金残高を維持する必要があります。

仮にビットコインの価格が9,950USドルに下がったとすると、それと同時に、トレーダーの証拠金残高は0.005 BTCに低下し、維持証拠金額と同じになります。そして分離マージンオプションはトレーダーの口座残高を利用しないため、これ以上価格が下落するとポジションは自動的に清算されますが、口座の残高には0.99 BTCが残ります。

従って、このトレードでは0.01 BTCの必須証拠金を失うだけで、口座残高には影響しません。

クロスマージンとは?
クロスマージンポジションは、トレーダーの口座残高にある利用可能なすべての資金を活用するものです。尚、他のオープンポジションからの未実現利益は利用可能な資金としてカウントされないことにご注意下さい。

トレーダーの利用可能な口座残高が維持証拠金を下回ると、クロスマージンポジションは清算されます。

クロスマージンポジションの利用は、トレーダーが口座の残高を追加の証拠金として活用することによって、清算のリスクを最小限に抑える取引手法です。

その一方で、クロスマージンモードを使用すると、資金のコントロールが比較的難しくなります。

クロスマージンポジションの例
ビットコイン(BTC)の価格が10,000USドルだとします。トレーダーは、Overbitのアカウントに0.1 BTCを保有しており、1 BTCでBTC/USDのロング(買い)のクロスマージンポジションを開くことにしました。

この時の必須証拠金額は1 BTCの1%であり、必須証拠金はクロスマージンモードでの取引ペアに許可されている最大レバレッジから算出されます。つまりこのクロスマージンポジションを開くには、必須証拠金として0.01 BTCを賭ける必要があります。

上記の例は、クロスマージンポジションで清算がどのように発生するかを分かりやすく解説するものであり、取引手数料や資金調達手数料などの他の手数料が考慮されていない事にご注意下さい。

OverbitのBTC/USDの維持証拠金が取引開始価格の0.5%なので、維持証拠金として0.005 BTCの証拠金残高を維持する必要があります。

仮にビットコインの価格が9,950USドルに下がったとすると、それと同時に、トレーダーの必須証拠金は0.005 BTCに低下し、維持証拠金と同じ金額になります。しかしながら、ビットコインの価格が9,850USドルを下回った場合にのみ、ポジションは清算されます。なぜなら、クロスマージンモードを使用すると、追加の証拠金として0.99 BTCのトレーダーの残りの口座残高が利用されるためです。

従って、トレーダーは活用できる資金を利用する事によって、クロスマージンモードでは清算を回避すること。ただし、資産価格が大幅に下落した場合、彼は口座残高全体を失うリスクがあります。

クロスマージンモードと分離マージンモードの選択
Overbitでポジションを開く際のレバレッジスライダーは分かりやすに設計されており、証拠金モードと証拠金額を素早く選択する事が可能です。

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上記のスクリーンショットは、7.93 BTCの口座残高を示しています。トレーダーがクロスマージンモードを使用して10 BTCを購入する場合、必要な資金は0.11500 BTCです。これを行うには、スライダーを左端まで移動するか、CROSSテキストをクリックします。清算価格は5,197.73ドルです。これは、アカウントが清算され、資金を失うBTCの価格です。より多くのポジション(クロスまたは分離マージン)をオープンすると、この取引の清算価格は上昇します。

複数のオープンポジションを持つ利用可能な資金。

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上の図では、100Xレバレッジが分離マージンモードで選択されています。これを行うには、スライダーを右に移動するか、数字をクリックします。必要な資金はほぼ同じですが、清算価格は$ 9,077.83になっています。つまり、このポジションを清算するには、BTCの価格を45.39ドル下げるだけで済みます。私の絶対的な損失は0.11499 BTCです。

証拠金の追加
分離マージンポジションを開いた後に、その既存のポジションに対する証拠金額を追加したいとします。

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ポジションタブの使用中証拠金から、追加証拠金の金額をクリックしてオプションを追加できます。

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この証拠金編集のウィンドウでは、利用可能な残高から必要に応じて分離マージンポジションに対して証拠金を追加する事が可能です。したがって、分離マージンポジションが利用しているレバレッジを減らすことになります。

おわりに
トレーダーは各ポジションの投機性に応じて、分離マージン、もしくはクロスマージンの利用を選択します。

分離マージンの利用は、取引をより細かくコントロール可能になるので、投機的なポジションを取る場合に有用です。ポジションに対する必須証拠金を調整する事により、最大の損失をその金額までに制限することができます。その一方で、わずかな値動きでも清算の引き金になる可能性があることに留意する必要があります。

トレーダーが取引をより細かく制御できるようになるため、分離マージンを使用して投機的なポジションをオープンすることが有用です。トレーダーは、ポジションの必須証拠金を調整し、最大損失をその金額に制限することができます。逆に、トレーダーは資産価値のわずかな動きが清算の引き金になる可能性があることに留意する必要があります。

清算の回避に重点を置く場合には、クロスマージンポジションの活用が有効です。クロスマージンモードを利用する短所は、最大損失の制限ができず、全く予期せぬ値動きが発生した際にアカウント残高全体が危険にさらされる事です。従って、トレーダーがクロスマージン、もしくは分離マージンポジションを開く際には、損切の設定が不可欠です。

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