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(祝)令和3年度介護報酬改定 暗号解読 その1
第35代アメリカ合衆国大統領 ジョン・F・ケネディの言葉が教えてくれること
「国があなたのために何ができるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問うてほしい」
ケネディー大統領の就任演説で発した言葉です。
ちょっとアレンジして、言葉をつくってみました。
「行政が事業所のために何ができるかではなく、事業者が利用者のためになにができるか問うてほしい」
私たち、介護事業者で働くひとりひとりが、自律しなければならない時期なのかと思います。
私たちが提供する介護サービスについて改めて考えてみました。
一般的の社会では、
「サービスを作る」=「サービスを提供する」が基本です。
サービスの質が良し悪しの責任は、サービスを作ったものが責任を負います。
料理がまずければ、お客は来なくなり、お店はつぶれる。
とてもシンプルな仕組みです。
一方、私たちの業界では、「サービスを作る」≠「サービスを提供する」 イコールではありません。
私たちのサービスはお役人によって作られます。
そして、改正のたびに、サービスの内容がアップグレード!?!?され、その作られたサービスを提供しています。
例えるとこんな感じかな。
6個入りの唐揚げのメニューがあります。値段は700円です。
今年度から、オプションで、コロッケ1個30円がつけることができます。
お客さんにメニューを見せたら、6個入りの唐揚げの注文をいただきました。お客さんはライスが欲しいと注文。
しかしメニューになかったので、オプションメニューのコロッケを薦めましたが、お客さんは注文してくれません。
店員は、「1個30円のコロッケは、お値打ちなのにどうして注文しないのだろう?」と・・・・
その後、お客は千切りキャベツをつけて欲しいと言いました。
あいにく、千切りキャベツもメニューにありません。店員は、オプションメニューを再びすすめました。
「コロッケはいらない」と、お客は不満そうな顔をして、注文してくれません。
こまったな~ 「オプションメニューを売れ」と店長からもきつく言われてるし・・・
何とか注文をとりたいけど、お客は注文してくれない。
店員は、「めんどくさいお客」と思って、次のお客がくるといいなと思っています。
まとめ
「行政が事業所のために何をしてくれるかを考えるのではなく。事業者が利用者のためになにができるか問うてほしい」
変えられないことに期待するより、今、自分たちが変えられることを楽しくやっていきましょう。
今日はここまで、考え方の提案までといたします。
次回から具体的な改正の解読と、私たちができることをアップしていきたいと思います。
次回
祝 令和3年度介護報酬改定の暗号解読 その2「加算」がいっぱい ごみ屋敷 そろそろ断捨離しないとね