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10. 個撮に行ってみよう④個撮依頼時にやってはいけないこと

当たり前の話ですが、仕事と同じで、何をさせられるかわからないものは、受けにくいものです。また相手にお願いする以上、相談もなしに条件と違うことをしてはいけません。口に出すかは別として、ほとんどのカメラマンさんは、10代20代のフレッシュなレイヤーさん、フォロワー数の多い有名なレイヤーさんを撮りたいものです。それでもイベントであなたを撮ってくれて、繋がってくれる、しかもお願いしたいと思える気の合う方のことは大切にしましょう。

筆者からすれば論外ですが、以下の事例を聞いたことがあります。絶対にしてはなりません。

・個撮と言っていたのに、当日カメラマンさんには何も伝えないまま友達を呼び併せにした
そもそも1人と複数人では使う機材もレンズの種類も違います。また、もし自分が勝手に呼んだ人が、過去カメラマンさんとトラブルのあった人だったらどうするのでしょうか

・データを全部ほしいと事前にも当日も言わなかったのに、「データを全部くれなかった」と撮影後にツイートする
まず、大前提としてデータに限らず「こうしてほしい」は事前に、遅くとも当日明確に伝えるべきです。それができないなら、一生黙っていればいいのです。後から公開でツイートしても結果は変わらないのにそうするのは、ただ相手を貶めたい嫌がらせでしかありません。

・誘ったのに、スタジオを自分で決めない、探さない 構図も提案しない
なんのために誘ったのですか?相手が撮りたいと言ってくれていたから誘った、などという言い訳は通じません。自分のしたいことは、自分で決めて、実行すべきで、相手に負担をかけてはなりません。

・撮ってもらった写真を載せない
撮影時にトラブルになり、見るのも嫌で、どうしても載せたくない気持ちであれば仕方ないかもしれません。そうでない場合は、なんのために撮影に行ったのかと言いたくなります。撮ってくれた側からすれば、写真を気に入っていないのか、何か粗相があったのかと心配しているはずです。写真を載せないつもりである、または載せるペースが遅い、あるいは載せるまで時間がかかるなら、相手を不安にしないよう依頼時点で事情を伝えて、了承いただけた方と撮影に行きましょう。

・写真を載せても撮影者としてタグ付けしない
その人に撮ってほしかったから依頼して、誰でもよかったわけではないはずです。相手が撮影者としてタグ付けしないでほしい、と言わない限りは載せるのが礼儀だと筆者は考えます。ただし、表現として撮影者を伏せたい場合などは、依頼時に明確に伝えて相手が了承していれば問題ないと考えます。

<まとめ>
・カメラマンさんにお願いするときに、条件はすべて伝え、違うことはしない
・スタジオや構図を決めるのは原則自分で
・お願いして撮ってもらう以上、写真は撮影者もタグ付けして載せよう

<次の記事:10. 個撮に行ってみよう⑤ スタジオを選ぼう

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