6.コスプレSNSを始めよう③ 痛いおばさんにならないために、慣れるまでやらない方がいいこと
・自ら年齢を言う
年齢を隠せという意味ではありません。ただ、聞かれてもいないのに自分から言うことで、目的に反して自分でハードルを上げ、相手に気を遣わせることはありません。
SNSを始める目的が同じジャンルのほかのコスプレイヤーと一緒に写真を撮ることであるならば、言わないほうが気を遣わせずに済み、機会を得やすいからです。一般にコスプレを楽しんでいる世代の中心は10代後半~20代が多いです。年齢など気にしないという人も当然いますが、気を遣う人もいますし、結婚や出産、加齢を気に辞める人も増え始めるのが30代なので、その歳でやっているんだと敬遠されることがあってもおかしくありません。また、本当は一緒にやりたくないのに「年上だから言い出しにくかった…」などと後から注意喚起の名を借りた晒し行為をする人をたびたび見かけるのもまた事実です。聞かれたら答えればよいと思いますが、聞かれもしないのにいきなりそんなリスクを負う必要はありません。(参考:コスプレと年齢に関する記事)
筆者個人の見解ですが、コスプレ初心者で、たいしたクオリティでもない、気を遣いそうな年上の人と一緒にやりたいか、同世代でそこそこコスプレ経験もあり、クオリティもそれなりの人とやりたいかと問われれば、圧倒的に後者と感じる方の方が多いと思うからです。
・自己卑下、他者の批判・批評や愚痴などネガティブな内容
だからといって、「初心者でクオリティが低くてごめんなさい」「おばさんのコスプレだけど」「ぼっち宅コスレイヤーだけど」といった自己卑下もしてはなりません。あなたが意図していなくても、「そんなことないよ」「大丈夫、がんばって」を欲しがっているように見えます。かまってちゃんは若い子でも嫌われます。いい大人ならもっと分が悪いです。そう思うならSNSにコスプレ写真なんか載せるなよ、という批判も、容姿を悪く言われる悪口も引き寄せてしまうので、避けましょう。
とはいえ、そう思ってしまうことも、自信を無くすことも誰にでもあります。しかし、まだSNS始めたてでツイート数も少ない人がそのように言ってしまうと、それがたまたまであっても「普段のタイムラインの様子」が見えない分、ネガティブツイートの多い印象になってしまいます。
ツイートの総量が増えて、いつもはそんなことはないけれど…というイメージがつくまで、自己卑下、他者批判・批評、愚痴は避けましょう。損をします。
・コスプレしていない自撮りを載せる
コスプレしていない自撮りをあげることも、服装やメイクににじみ出る年齢の高さを出さない方が、機会損失にならなくてよいです。ごく一部ではありますが、コスプレは許せても、そうでない普通の姿の時の自撮りを上げる人というのは、承認欲求が強いとみなされ敬遠されることがあります。同じジャンルのコスプレイヤーさんと一緒に写真を撮るために、コスプレしていない姿の自撮りを載せることは、まったく必要なことではありません。
「しない方がいい」という行為をしている人はいますし、行為それ自体を否定するものではありません。この記事の想定読者はあくまで「同じジャンルのコスプレイヤーさんと写真を撮りたい」という30代から1人でコスプレを始める方なので「リスクを避ける意味で必要のないことはしなくていいし、おすすめしない」ということです。
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