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12.もっと撮影を楽しむために 撮影を引き受けてくれるカメラマンさんの見つけ方

あなたにとって良いカメラマンさんを見つけたとして、撮ってもらえるかは別問題です。相手には相手の価値観や撮りたいものがある訳で、そこに自分が合うかは、相手次第だからです。このことが「カメラマンさんを撮影に誘うこと」の心理的ハードルを高くしている要因だと筆者は考えます。

相手がある以上「絶対引き受けてくれる」という方法はありませんが、①「引き受けてくれる可能性が高いカメラマンさん」を、誰でもわかる客観的な指標で見分けることと、②誰に対しても確率を上げる方法はあります。

① 引き受けてくれる可能性が高いカメラマンさんの見分け方

Twitterをやっていて、かつイベントやスタジオ撮影で何度か撮ってもらったことのあるカメラマンさんがいる方であれば、「自分がその人に撮ってもらった写真を載せた時に、RTしてくれるカメラマンさん」は比較的引き受けてくれる可能性が高いです。筆者はカメラマンさんのアカウントを表記して掲載していますが、私が写真を載せても何の反応もない方が3割、いいねをくださる方が5割、RTしてくださる方が2割です。いいねやRTすると、カメラマンさんのTLにその人が撮った私の写真が流れることになります。いいねの場合、他者のいいねがTLに表示されないように設定している人も多いですが、RTはたいていの場合カメラマンさん本人のTLを見ている皆さんが目にすることになります。その状況で自らRTしてくれたということは、「TLに流れてもいい写真」と思って下さったわけで、少なくとも載せた写真に対してマイナスの印象は持っていない証拠です。

筆者の周りだと、撮影案件やフォロワー数の多いカメラマンさんは、自分が載せなくても被写体側でどんどん作例が載るためか、すべてRTもいいねもしないか、自分の気に入った写真や被写体さんの場合だけそうしている方が多いです。他の誰にもいいねもRTもしていない方の場合は別ですが、そうでなければ、いいねもRTもしないということは、ネガティブにとらえられていることとイコールではないと思いますが、何らかの理由で「それに値しない」と思われているということだと筆者は考えているので、引き受けてもらいにくいのではないかと思っています。

② 誰に対しても可能性を上げる方法

ずばり、日付を近い時期で2~3候補具体的に上げ、スタジオ代を負担することです。無料ならまあいいかと思ってもらうのは言わずもがなですが、日付の候補を絞っておくことで「たまたま他の予定もないし、しばらく撮影も行ってないし、まあいいか」を引き出すことができます。時期の候補がないと、予定を合わせることそのものを面倒に思われたり、空いてる日ならいいけど、その日にもっと撮りたい人の案件があったらそちらを優先したいと思われてしまうと、受けてもらえる確率が下がります。

筆者は撮影の工程そのものを楽しみたいので、①の方法しか使ったことがありませんが、「面識はないけどこの人の写真がすごく好きで、どうしても撮ってほしい」と思う日がきたらこの手段を用いるつもりです。

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