11.併せを主催しよう ④広く募集する前にやるとよいこと
・知り合いに声をかける
もし併せをしたいジャンルのコスプレイヤーで、会ったことがある人、呼びたい人に声をかけましょう。全員見知らぬ人、という状況ではやりにくいのと、主催以外参加者未定の合わせよりは、募集時点で何人かキャラがそろっている併せの方が参加のハードルが下がるものです。
募集要項をDMで送り、参加いただける場合は返信くださいと手短に送ります。返事が来ない場合は、深追いしないようにしましょう。
・スタジオの候補を2~3だしておく
特に大人数の場合は、いざ集まったものの入れる広さのスタジオがなかった、では本末転倒です。また、イメージぴったりのスタジオが女性限定だった場合は、男性レイヤーを呼ぶことができない、など制約があることがあります。人が集まってから慌てなくて済むように、参加人数・性別に合わせて候補を決めておきましょう。
・カメラマンさんの必要人数を見積り事前に打診しておく
併せ撮影において、主催を円滑に進めるカギは、カメラマンさんとコミュニケーションがとりやすいことです。多くの人数をまとめて、ひとつの写真をしあげるには、主催がコスプレイヤーのやりたいことをとりまとめ、カメラマンさんに伝え、実現することになるので、意思疎通が楽にできる、関係性がある程度できている人にお願いできることが理想です。そうでなければ、「その作品が大好き!」「言われなくても大体雰囲気やイメージが分かる!」という作品愛にあふれた人だと、共通認識のある所から進められてよいです。
大人数の併せ程、複数人にピントを合わせることも、みんなに光が当たるよう複数のストロボを用意することもあり、技術と機材が問われます。よって、個撮はするけど人数の多い併せは撮らないという人も多いです。人は集まった、スタジオも予約できそう、でもカメラマンさんが見つからなかった…では本末転倒なので、できるだけ探しておくとよいです。
コスプレイヤーの人数が多い場合で、個撮もしたい場合はカメラマンさんが2人以上必要なこともあります。例えば、8人で合わせをするとして、集合写真のみならお1人で十分かもしれませんが、各自の撮影やツーショットの組み合わせなどを考えると、最低2人、場合によっては3人いてもいいくらいです。まずは1人打診し、その方の一緒にやりやすい方を連れてきていただくのも一つの手です。
・確定した参加者で連絡用DMグループを作っておく
公開募集後は、一人ずつに声をかけるよりまとめて告知や確認したい場面が増えます。公開募集前にグループを作っておくと便利です。例えば、公開後に○○(キャラ名)で△△さんが参加してくださることになりましたが問題ないですか?と確認するときや、スタジオや当日の流れを調整するときも便利です。
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