人の話なんて半分以下で聞いてた方がいい
※ホンダのビックスクーターはフュージョンですが、この話はノンフィクションです。あと、画像はイメージです。
こういう仕事をしていると、人の言動や所作なんかから微妙な変化を感じやすくなるし人の話を聞く機会も多い。まぁそれでお客様が満足してくれれば別に構わないと思っていたが、正直に言うとここからは個人差があるので何とも言えないもののじわじわと金属疲労のごとくダメージが蓄積されていき気付いたころには歪みが深刻な状況になっていることは往々にしてあると思われる。
これがカウンターを挟んでいれば最小限でとどめるどころかほぼダメージゼロでかわすことができると自負しているものの、カウンターの外側、しかも結構な頻度でそういったシチュエーションに遭遇することがあるとすればどうなるか?しかも自分自身の可処分マージンがほぼ皆無という状況下で。
言うまでもない。
正直に言おう、私は人に興味がない。
いや、もっと言えば嫌いな部類である。
対人関係において全幅の信頼を寄せている人間など誰一人いないし、まぁこれからも出てくるかどうかすら怪しいと思っている。
その中でも無意識にカテゴライズした人間を、自分の中で許容範囲内に於いて色々とレベリングしているのであるがこんなこと誰だってやってるだろうと思っていたら最近無差別平等に同じレベリングをしている人間に出会ったのには驚いた。
まぁこの話は別の機会にするにして、本線に話を戻そうと思う。
そんな自分でも、高位にレベリングした人間に対しては色々とやれることはやろうとか少しばかり無理をする傾向にあった。別にまぁこいつなら構わないかと思っていたし、その辺は今でも変わらない。それが金属疲労を加速させていたことも知ってはいたが見て見ぬふりをしていた。そこからの結果は非常にシンプル。
既にこれ以上はクラックが入るという段階まで来ていた寸でのところで、シャットアウトするしかなかった。
勿論、いろいろと話をしてくる人間にも事情があったのだろうし真剣な相談だったのは間違いない。が、受け止める方にもそれ相応の負荷がかかっているしもしそれを知っていたとしても相談者の想像以上に負荷がかかることなど知る由もないだろう。
いくら旧知の仲や同業者だろうと、言わなきゃ伝わらんのだから。
無理して色々聞いたりなんやりしていたところで、まぁ結果オーライならそれでヨシ!とはならない。こっちもそれ相応にダメージを受けているのに次から次へとほぼ毎日のようにそんな状況が続けばクラックも出てくるし異常をきたすしキャパオーバーにもなる。
じゃあそうなる前に言えよと言われればそこまでだが、無碍にすることもできないと後ろめたさのようなものを感じる人間も少なからずいるだろう。
そんなことで余裕ないなぁと言われることもあるだろう。
誰でもいいわけじゃなくて自分だから相談してるのにと言われることもあるだろう。
悪い、俺お前じゃねーんだわ。
なのでもうしばらく人の話は聞きません。
やってられん。