「アウトサイダー・アート」という言葉:カーディナルの著書
「アウトサイダー・アート」という言葉は、英国の美術評論家ロジャー・カーディナルが1972年の著書タイトルとして使用しました。その後、前回書いたようにデュビュッフェが「アール・ブリュット」という用語の使用を制限していたという事情もあって、代替の用語として急速に広まっていきます。
カーディナルのこの著作は邦訳版がありません。原書も現在入手困難となっており、Amazonで検索するとすごいお値段になっています(2024年10月26日現在30,855円)。
というわけで、この本は読